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1月28日(日)高尾駅から八王子城跡・城山を通り北高尾山稜縦走コースを歩いた。全コースは、6時間くらいであるが、途中、夕焼け小焼けの里へ下る4時間半コースをとった。高尾駅から東京霊園・八王子霊園を通り城山に向った。この山は、梅が早咲きする(何年か前は1月10日頃咲いていた)ので期待をもって歩いた。民家の庭先に紅梅が。 梅が香の遺骨抱ける人立ちぬ梅の香りを嗅いで後を振り返ったら遺骨を抱え立っている婦人がいた。霊園だったことを思い出した。 万両や残せるものは遺骨のみこの通りは、民家の庭先にいろんな花が咲いていて好きなコースのひとつだが。又、北条氏照(山本勘助と同年代)の墓があるが寄らなかった。ここを右に行くと登山口になる。 早咲きの梅の山行く子等の列ここまで30分くらいと思ったが40分以上かかってしまった。登山口から山頂まで40分ほどだが上り始めてすぐに。紅梅が咲き始めていた。 紅梅の天に授かる香りかな 梅の香に竹百幹の風の道椿も咲いていた。 東京方面を一望できる山だ。 三寒のなくて四温の山日和気持ちのよい山登りだ。暖かく着ているものを一枚脱いで登った。
2007年01月30日
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頂上から旧定峰峠を経て定峰峠、白石車庫に向った。40分ほどで旧定峰峠に着いた。石で囲まれた小さな祠があった。その向いにだいだらボッチの伝説が書かれた看板があった。何となく雰囲気が自分に似ているなぁ~。 伝説の山に鈴鳴る四温晴れここから定峰峠に暫し歩くと獅子岩があった。目で見たときは、ライオンに似ていたが写真では余りにていないようだ。 四温光浴びて獅子岩動き出す動き出すような陽気だ。そして霜柱。 自己主張貫き通す霜柱 霜柱踏むぐうの音も出ぬほどに 霜柱踏まれて悔いの光発つ 霜柱ピノキオの鼻折るかに踏むあまりにも踏まれて 水晶に生まれたかった霜柱こんな思いを持ったかもしれない。そして突然バイクの音が。振り向いたら後ろからバイクが二台、「すみません」といって通り過ぎていった。 大寒やバイク風切る尾根の道危ないな、こんな道をバイクでと思ったら少し先でこけていた。一台がこけて、もう一台が見ている。怪我はないようだ。一瞥して通り過ぎようとしたら、立ち上がれない。二人だから大丈夫だろうと思って通り過ぎた。ところがもう一台の人間が助けないので起き上がれない。しょうがないので戻って手伝ってあげた。どうしてもう一台の人間が助けなかったのか未だに解らない。整備された道を通り定峰峠に着いた。ここからは舗装道路と並行した山道を下る。 「鬼」という茶屋があった。 茶屋の旗皆裏返る三寒かなもう寒くなってきた。バス停には崩れかかった薔薇が咲いていた。 夕暮れの峡(かい)の水音や冬薔薇(ふゆそうび)バスに乗ったら、後ろの人が遠くからきているようで朝3時半に起きてきていると話していた。自分が家を出たのが9時だから「ビックリ!」。バスに乗っていたら。 大寒や武装の隊ゆく街の中不気味だった。
2007年01月29日
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東武東上線小川町からバスで大霧山へ向った。大霧山は、バス停から延々と舗装道路を歩くので敬遠していたが手軽にいけるので朝も遅い時間に出発した。こんなのどかな所から登る。 大寒や舗装黒々と山の道少しずつ緩やかな道を登っていく。 日を集む山の草原四温かな 葉牡丹の色とびとびの色違ひこんなのどかな風景を見ながら歩いていたら突然、自衛隊の車が通り過ぎていった。何があるのかなぁ~と思っていたが一台だけなので気にしていなかったが帰りのバスで武装した自衛隊が集団で普通の道を歩いていた。なんとなく不気味な感じを受けた。 大寒や従軍車ゆく山の道 大寒や武装の隊ゆく街の中舗装道路から山道に入った。大霧山の手前のピークだ。 お守りの鈴大寒の一人道一時間ほどで粥仁田峠に着いた。この峠は、武蔵から秩父に抜ける3つの峠のうちのひとつのようだ。 秩父への峠越え行く四温晴れここから山頂までは40分ほど。少し休憩して山頂に向った。秩父、武蔵野の山が一望できる。 大霧山に続く武蔵野の山々だ。武甲山だ。削られて痛々しい。昼食を摂って定峰峠へ向った。
2007年01月26日
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最近、管理画面が変わってから他の人のブログを見に行くのが不便になってご無沙汰いたし申し訳なく思っています。又、2008年度新卒の会社説明会、面接が重なって時間がなく書き込みもご無沙汰いたしております。前々回、宝登山で咲く蝋梅、寒桜、福寿草を書きましたが、その他を紹介したいと思います。 はるかまでつづく青空四温晴れ大きく蛇行する荒川、そして秩父盆地に聳え立つ武甲山。無残な姿だ。そして両神山。こんな新しい看板が。宝登山神社の奥社が山頂にある。 蝋梅の咲きて人呼ぶ奥社かな蝋梅や紅白の梅が咲かないと人はほとんど訪れない奥社がある。人の顔をした蝋梅の蕾。これらを見て長瀞の渓流に向った。途中、新井家の保存家屋があったが写真を撮り忘れてしまった。 竹垣の続く家屋や日脚伸ぶ 百幹の竹の光や冬座敷そして剥製を売っている店があった。 剥製の投売りの札寒に入る投売りと書かれどれでも一体一万円。但し孔雀を除くと書かれていた。夏は、ライン下りだが、冬は屋形船となっていた。 船頭の着膨れてゐる屋形舟やはり寒いのか厚着をしていた。 汽笛上げ寒の渓(たに)ゆく屋形舟この先が渓流となっている。 渓の岩削るごとくに冬の水
2007年01月24日
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我が家の椿が咲きました。何日前から蕾だった椿が咲きました。話は変わり新春の矢倉岳に富士山と万葉公園の歌碑を見に行きました。朝5時半に起きて小田急新松田駅に9:20着。ホームから見た富士山に見とれてしまいました。 白富士をはるかに仰ぐ初旅かなバスに乗り矢倉岳に向った。下山後に写した矢倉岳。写真の右の裏側から登った。矢倉岳は、今回で2回目になるが遠いのとのぼりが厳しい印象が残っていて敬遠していた。矢倉岳と対面に金時山があり両方の山とも富士山の全貌を見渡すことができる。期待を膨らましての出発だ。まずは神社にお参りをして無事を祈った。 初春の朽ちし社に鴉鳴くこの裏側が山道と思いどんどん歩いていったら行き止まり。あわてて元の道に引き返し遅れること30分。新松田の市街地が見える。こんな石坂が続く。結構急な坂だ。前回も紹介した犬ふぐりが咲いていた。 日の当たる石坂続き犬ふぐりこんな山道を歩きどんどん急な山道になる。 鈴の音を友とし黙の冬の山元旦の御岳山で買った鈴を着けて歩いた。けっこう心地良い音色がする。一時間半ほどで山頂についた。(道に迷った分を含めると2時間)着いて富士山が良く見えるほうに向って歩いていたら(まだゆっくり富士山を観賞していないのに)「写真をとってくださいませんか」と頼まれた。そしたら他の人も、また他の人も!まだ富士山見ていないよ!と言いたかったが。がまん、がまん!と思いながら。うわぁ~富士山が丸見え状態!と感じる頃には心が冷め切ってしまっていた。 初富士や国の重心に聳え立つそんな感覚で富士山を見た。 遠富士を見るまなざしや四温晴れ小田原方面。うっすらと海も見えた。下山も富士山を見ながら。 寒晴れの富士まなかひに山下るここから万葉公園に向った。 万葉の歌碑に小鳥や春隣 春隣 ・・・ 春がもうすぐそこまできているような感じ。そんな感じの一日だった。万葉公園には、木の種類ごとに万葉の歌が書かれた碑がある。ほとんどの歌碑を写真に撮ってきたが余りにも多くて紹介できない。
2007年01月19日
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1月8日、13日に行った山に咲いていた花を。 蝋梅の香思ひ出せずに山へ行く最初に出会った花。 福寿草今年の夢の定まれり 咲き初めて力出し切る福寿草 深山晴れ蝋梅の香の濃く匂ふ 蝋梅や見上げる人に濃く匂ふ 他の花に隠れて咲けり寒桜 日の当たる石坂続き犬ふぐり犬ふぐり ・・・ 矢倉岳その他の花 ・・・ 宝登山
2007年01月17日
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電車の中で元旦の富士を見ながら御嶽駅に着きバスに乗ってケーブル駅まで。 白雲の流れゆく山を恵方とすケーブルの駅からはケーブルに乗らないで舗装の山道を御岳山まで登る。ここから山頂まで舗装道路となっている九十九折だ。山道の両側に神の杉が並ぶ並木道だ。 神の杉伸びる高みに淑気満つ元旦の空気が張り詰めている感じがする。もう下山してくる人がいる。 賀詞交はしすれ違ひぬや山の道「おめでとう」と言いながらすれ違った。正月を感じる山登りだ。 ケーブルの客が手を振る初詣途中、ケーブルのすぐ近くを通り手を振る人たちがいた。バスを降りてからケーブルの山頂駅まで小一時間ほどで着いた。ここから急な舗装、石段がつづく。 戸の閉まる御師の茅葺淑気満つこの手前に雅子さまが植えたハマナスがあるが、前は説明の札が立っていたが今はなくなっていた。千年以上になるけやきが枯れきって立っている。 神代のけやきの空を初写真なかなか良く撮れない。 納得の行くまで写す初写真ケーブルから降りてきた人と合流しながら歩く。 初詣山揺れるほど人集ひ 一言で言へぬ願ひや初詣ちぢみ鈴というお守りがあったので巫女さんにご利益を訪ねたが要領を得なかった。熊除けくらいにはなるだろうと思い水晶のお守りと一緒に買ってきた。 お守りの利益を問ふて初詣 水晶のお守りを買ふ初詣ここから40分ほど先にある日の出山に向った。日の出山は、名前の通り初日の出を拝めるのでツアーがあるほどの山だ。 お守りの鈴の高鳴る大旦歩くたびにお守りの鈴が鳴り心地よい。日の出山から見た御岳山だ。日の出山から見た関東平野(東京方面)だ。 関東平野末広がりの初景色ここで昼食を摂った。家から持ってきたお節のかけらを食べながら。昼食を摂っていたら下から自転車を担いで登ってくる人がいた。 自転車を担ぎ元旦の山を行くここから駅まで2時間半ほど下る。ここからは、カメラの電池が途中で切れて写真が撮れなかった。名前を忘れたが奥社がひっそりと佇んでいた。 大杉に囲まる社淑気満つ 賽銭箱壊れし社霜を踏む奥社から更に下った所に神社がありもう一度お参りをして電車に乗った。 山に疲れ乗り越しをする初電車しっかり眠ってしまい乗り越しをしてしまった。 初風呂や登山の汗を流しけり
2007年01月16日
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元旦は、御岳山に初詣に行こうと決めて早めの就寝。 一と寝してまだ紅白歌合戦かななかなか寝付けなく起きるとまだ紅白歌合戦をやっている。長い番組だ。 幾度も目覚め確かむ初明りやはり早く寝ると何回も目が覚めそのたびに明りを確かめながら。 目の覚めて無事を確かむ初明り今年も無事生きていたようだ。 大江戸に続く小江戸の初茜ようやく空が赤みを増してきた。 仙波山のタヌキ腹とも初日の出ちょっとふざけすぎかなぁ?(せんばやまにはたぬきがでてさ♪)ガバリと起きて、さあ!元旦だ! 初鏡決意の皺の滲み出て今年も一番に起きて雑煮とお節料理を重箱に詰めて。 ごぼうの土洗ひ男の俎板始 節料理スーパーで買ひし物詰めて 想ひ出の甦るまで数の子噛む 幸せを伸ばして食ひぬ雑煮餅お腹いっぱいにして家を出た。 節料理弁当に詰め山登る電車に乗って向った。 初電車滑るごとくに走り出す電車の中から富士山が。(電車で撮れなかったので8日に登った矢倉岳の富士山)今年は縁起が良さそうだ。 天界に富士の聳えて淑気満つ 初富士やなにか良きことありさうなこんな幸せな気分で御岳山に向った。
2007年01月11日
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あけましておめでとうございます。皆さんからたくさんのコメントをいただきながら正月をゆっくり過ごして降りました。 初日の出歴史は今日も作られるその間、年末30日は、雨乞山、元旦は、御岳山、そして8日は矢倉岳と登っていました。今日は、去年に戻り年末の雨乞山を書きます。雨乞山は、秩父鉄道の野上から歩く5時間ほどのコースだったが登り口を間違え3時間ほどの山歩きになりました。 行く年の一人の客の山列車秩父鉄道の自分の乗った車輌には自分以外誰も乗っていない。それもそうかも!年末30日ですから!山道を歩くはずだったが峠まで舗装道路を一時間位歩いた。 雲一片年惜しむごと流れ行く 返り花振り向く人もなく咲けりこんな時期にこんな花が道端に咲いていた。萩の寺でお参りに行ったらみんなで大掃除(煤払い)していた。 新しき墓拭く老女(おうな)年流るこの付近に火の見櫓(やぐら)が。 大年の錆び深まりぬ火の見櫓写真取れなかったが 行く年の藪(やぶ)に灯りて烏瓜(からすうり)この山は、ほとんど地図らしき地図がなく道に迷い易い。 行く年や地図なき山の闇を行く峠に着き山道を探すのに苦労したがようやく見つけて登った。 ようやく雨乞山の山頂に着いた。 霜柱踏んで雨乞山に立つ 雨乞山ドラム缶積み年暮れるゆったりと秩父盆地を川が流れている。赤城山系だ。雪に覆われている。筑波山もうっすらと見えた。山頂からは、一目散で山を駆け下り帰宅した。 新しき標(しるべ)を探し年歩む2007年の標を考えながら最後の山登りでした。
2007年01月10日
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