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2005年02月27日
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カテゴリ: 読書:石田衣良



この人の本は、IWGから読み出していて、常に今のスピード感のある内容がとてもかっこよくすごく好きな作家さんだったので、読んでいなかったこの本を読みました。とても面白かったです。 
 この本は、ひとりの老人と少年が出会うところから話が始まります。
 老人は、とても優秀な投資家ですが、ある事件がきっかけで表舞台では取引できなくなり、裏で取引をすることにかけては、すごい成功をしている投資家でした。
 内容は、その人が一世一代の秋のディール(取引)に挑む前に、スカウトした少年と老人の交流の様子や、実際に証券取引についての話が、簡単なレクチャーも交えて、とても面白く書かれていました。結果、証券について、為替や経済について少し勉強になったりもして、為にもなった本だと思いました。
 この本は、2001年ころに書き終わっているので少し昔ですが、今はすごい株の一大ブームの時代です。
 石田衣良さんの本を読むと、時代の先端というか、その時代を写しているようで、本当に興味深いなあと思いました。





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最終更新日  2007年03月29日 00時24分44秒
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