Pastime Paradise

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2025.02.02
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地獄に堕ちた野郎ども 』  ダムド
Damned Damned Damned The Damned (77)

「現在最もホットなグループ」~メロディー・メイカー誌

A面
 1. ニート・ニート・ニート - Neat Neat Neat
ファン・クラブ - Fan Club
 3. アイ・フォール - I Fall
 4. ボーン・トゥ・キル - Born to Kill
 5. スタッブ・ユア・バック - Stab Yor Back
 6. フィール・ザ・ペイン - Feel the Pain
B面
 1. ニュー・ローズ
 2. フィッシュ - Fish
 3. シー・ハー・トゥナイト - See Her Tonite
 4. ワン・オブ・ザ・ツー
 5. ソー・メスト・アップ - So Messed Up
 6. アイ・フィール・オールライト - I Feel Alright
 先日 セックス・ピストルズ (Sex Pistols)の「 勝手にしやがれ!! (Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols)」を取り上げたからには、このアルバムも出さないわけにはいかないだろう。セックス・ピストルズと並ぶロンドン・パンクの雄といわれた ダムド (The Damned)が77年にリリースしたデビューアルバム「 地獄に堕ちた野郎ども (Damned Damned Damned)」だ。
 こんなに素晴らしいアルバム邦題なのに何故今までスルーしていたのかというと、曲名が全てカタカナタイトルで一つも邦題が付いていないからで、日本で今一つ馴染みが薄い(と思っているのは私だけ?)のも、やはり親しみやすい邦題曲がなかったからかもしれない。

 ダムドのデビューシングル “ ニュー・ローズ(New Rose) ” はピストルズ1stシングル “ アナーキー・イン・ザ・U.K. (Anarchy in the U.K.)” より5週間早い76年10月に発売されたため英国初のパンク・バンドによるシングルリリースとなり、この「地獄に堕ちた野郎ども」も「勝手にしやがれ!!」より8ヶ月早い77年2月( )発売ということで英国初のパンク・バンドによるスタジオアルバムとなった。レコーディング期間はたったの10日間だったとか。
訂正 3/9に ザ・クラッシュ (The Clash)の記事を書くにあたり何気なく見返していて間違い発見!ダムドの1stアルバムは78年2月ではなく、77年2月18日のリリースです。すみません)
 あ、2ndシングル “ ニート・ニート・ニート (Neat Neat Neat)” は何故か “ 嵐のロックン・ロール ” という邦題付きでリリースされたんだっけ。

 ダムドのオリジナルメンバーは、voの デイヴ・ヴァニアン (Dave Vanian)、gの ブライアン・ジェイムス (Brian James)、bの キャプテン・センシブル (Captain Sensible)にdsの ラット・スキャビーズ (Rat Scabies)の4人。
 ブライアンを除く3人は Masters of the Backside というバンドのメンバーだったが、このバンドを結成したのは後にセックス・ピストルズのマネージャーとなった マルコム・マクラーレン (Malcolm McLaren)で、当初のギタリストは後に プリテンダーズ ( The Pretenders)を結成して成功を収める クリッシー・ハインド (Chrissie Hynde)であった。クリッシーはマルコムと ヴィヴィアン・ウエストウッド (Vivienne Westwood)が経営するブティック「SEX」に勤めていたそうな。
London SS のドラマーオーディションに落ちたラットはメンバーだったブライアンと知り合い、新たなバンドを結成することに。その際に行われたヴォーカルオーディションには後にセックス・ピストルズに加入する シド・ヴィシャス (Sid Vicious)とデイヴ・ヴァニアンを招待したものの、シドが現れなかったためデイヴが加入したとのこと。

 ダムドは76年のデビュー以来現在に至る息の長いバンドである。メンバーは流動的であるが唯一デイヴだけは結成以来ずっと在籍しており、オリジナルメンバーの残り3人は出たり入ったりしながらもブライアンを除く2人は現在も在籍中のようだ。 カルチャー・クラブ (Culture Club)の元dsである ジョン・モス (Jon Moss)も一時メンバーであった。
 15年には ウェス・オーショスキー (Wes Orshoski)監督よるバンドのドキュメンタリー映画「 地獄に堕ちた野郎ども (The Damned: Don't You Wish That We Were Dead)」が公開された。

 さて、アルバム邦題に話を戻すが「地獄に堕ちた野郎ども」という邦題はダムド繋がりということで、69年公開の伊・西独・瑞(スイス)合作映画「 地獄に堕ちた勇者ども (The Damned (Götterdämmerung))」に由来しているのだとか。
 いつぞや グランド・ファンク・レイルロード (Grand Funk Railroad)の「 ハード・ロック野郎(世界の女は御用心) (All the Girls in the World Beware!!!)」や Tattoo の「 刺青 ~神秘のロック野郎~ (Tattoo)」を取り上げた時にも書いたが、“野郎” という言葉にはどことなく昭和の香りがして好きだ。
 肝心の音楽にしても粗削りで攻撃的、圧倒的なスピード感が結構好みのアルバムである。全英チャートでは34位止まりだったけど、個人的にはこの頃のロンドン・パンク・バンドの中では一押しだ。このアルバムには収録されていないが、1stシングル “ニュー・ローズ” のB面は ビートルズ (The Beatles)の “ Help ” のカヴァーで、これまたダムドっぽい荒々しさが好ましい。

 そんなダムドに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪
ニュー・ローズ
ニート・ニート・ニート
シー・ハー・トゥナイト





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Last updated  2025.03.09 15:44:05
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