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2005年10月29日
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大木こだま・ひびきという漫才師をご存知だろうか。


私は「日系大阪人」を自認しているが、残念ながらつい最近まで知らなかった(あまりテレビを見ないのでその方面での情報には特に疎いということです・・)。


しかし、私なんぞが言うのは失礼なのだが、この漫才師は本物というか真っ当を突き進むというか、そう、正統派というのが相応しいように思う(先日、車で移動中にフト耳を傾けたラジオでこの人たちの漫才に少し触れただけであるが・・・)。



最近は何かにつけ表面的というか、中身がないというか、ただ厚かましいだけというか、ウルサイだけというか、・・・・・。すこし気取って言うと「低級なる功利主義」と「退廃的享楽心」が渦巻いている今日を大いに憂うものである。。。。



大層な言い方をしてしまったが、それは政界、ビジネス界、教育界、その他あらゆる生活面において見受けられる。



それらを語るに“お笑い”を取り上げるのは・・・、しかもまったくの門外である私が唱えるにはいささかの気後れは確かにあります・・・・・。

が、ここまで書いてしまったので、続けます!




その昔・・・

もともと、結成当時は大木こだま・ひびきではなく、大木こだま・ひかりだった。




「お笑いスター誕生」10週勝ち抜き後まもなく、ひかりが覚醒剤取締法違反で逮捕。グランプリの様子は放送されず無効。コンビ解散。


困ったこだまさんが新聞の片隅に「相方募集」の記事を出し、それに応募して、相方になったのがひびきさんである・・・。


という苦労を経て、現在は「大木こだま・ひびき」として活躍している。




大木こだまさんのしわがれ声というかダミ声での、

「お~じょう(往生)しまっせ~」

とか

「無茶言うたらいかんわ~」

がお決まりのギャグです。




で、漫才の運びが久しぶりに聞くというか昔の良さ・凄さがあるというか・・・・。そう、流れ・ストーリーがしっかりとあるのがこの人たちの漫才です。


オール阪神・巨人や、やすし・きよしを思い出します。


最近のお笑いのように人を酷くケナしたり(・・・“なんとか侍”というのがいたなあ・・・。アレが目の前にいたら、叩っ斬るだろうなあ。芸風も問題だがあのツラが気に入らん・・・。それにしても、けなされてもヘラヘラと笑っている方も問題がある!・・・ま、お好みの方もおられるでしょうから控えますが、私はああいう奴は許せんのだ!うぉ~っ!!腹が立ってきた!!)、ただ低俗なバカ騒ぎをするだけのものとは違う。





(ひびき)「この前、親の目を盗んで悪いことしていた子供が・・・・」

と言いかけると、

(こだま)「目は盗まん!」

と。

(ひびき)「え・・・?」



(ひびき)「・・・・・」




気を取り直してまた別の話題で、

(ひびき)「あの人、えらいガッカリして肩落として・・・」

(こだま)「肩は落とさん!肩なんか落とさんやろ!」

(ひびき)「え?・・・」

(こだま)「交番へ行って、“おまわりさん、肩落ちてませんでしたか?私、肩落としましたもので・・・“なんか言う奴おるか?」

(ひびき)「・・・・」





あるいは、こだまさんが色々と自分の身の上話を始めるので、ひびきさんが

「あ、そういえばこないだ僕もあったんですよ・・・」

とノッてきたら、

「おまえはない!あっても言うなぁ!」

と、こだまさん。





「そんな奴、おらへんやろ~」

というギャグは、かなり有名だ。




(こだま)「最近、お風呂にバブという入浴剤を入れるんですわ。気持ちええねえ。あのブクブクと・・・。あるとき少し変やなあと思ってよく見てみると、ポリデント入れてましたわ。はははは。あれはやっぱり入れ歯用やね。」

(ひびき)「あ、そういえばこないだ僕もあったんですよ・・・。お風呂にねえ、だしの素を入れてました・・・。」

(こだま)「 そんな奴、おらへんやろ~!!」



確かに、そんな奴はおらんだろう。落としどころがオーソドックスだが、罪もなく笑える。ひびきさんがわざとウケないボケをかまして、それをこだまさんが突っ込む(このときはボケと突っ込みが逆になっている・・)。それがいい。久しぶりに清々しい・・・。



こんなのもある。


(こだま)「この前、テレビを子供と一緒にみていたら、どこかで見たことがある奴が出ていた。しかし、いくら見ても思い出せん・・・。誰やろうなあ・・・やっぱり思い出せん・・。それにしてもどこかで見た奴やけどなあ・・。・・・・・で、よく考えたら・・・・・、(相方のひびきさんを見て)おまえや!!」

(ひびき)「あ、そういえばこないだ僕もあったんですよ・・・。道を歩いていたら、向こうからどこかで見たことがある人が歩いてくるなあ・・・と。でも思い出せない。誰やろなあと考えるけれどもやっぱりわからない。それにしても・・・と、考えていたら、分かったんです・・・。うちのおかん(お母さん)でした!」

(こだま)「 そんな奴、おらへんやろ~!!」




はははははは(と、また笑ってしまった)・・・確かにおらん。そんな奴はおらん。分かりきったことであるが、このストーリーを絶妙な語りと間と大阪弁のイントネーションで決める。


いいねえ・・・。


今度、吉本へ行って舞台を見て来ようと思います。



あ、

「チッチキチ~」

というのもありましたね・・・。





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最終更新日  2005年11月12日 13時08分27秒
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