空 翔

空 翔

ひまわり畑



眩しいのを我慢して

麦わら帽子を掴んだ

すぐそこに空と雲があって

沢山の子ども達が 空を仰いで唄っていた


この気持ちをどこへ届けよう

いつか私も唄えるようになるだろうか


あれから目を合わせることもなく

一人で進んできたけれど

ここで つまずいて座り込んでいるということは

真っ直ぐ歩いて来た証拠にはならなくて


こっちを向いてくれなくていい

背中を追いかけるから







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