yasnalのつれづれ日記

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マサちゃんズ２daysの２日目。

この日も仕事帰りに車で覚王山へ。到着したのは１９時半ちょっと前くらいでしょうか。

昨日は大坂さんのドラムセットの近く、小井さんの目の前、というとってもウハウハな
ポジションだったのですが、あまりに近くてお３方を同時に視界に収めることが
出来なかったので、今日はロングで見れる位置を選択。４人がけのテーブルに初対面の
人たち４人が座る、という形になりましたが、これがまた楽しい方々とご一緒できて
よかったです。

でもちょっとポジション悪くて肝心の大坂さんの手元がまったく見えない。ちょっと失敗。

この日は前日に比べて、わりと落ち着いた感じの演奏に聞こえました。同じ曲でも

こちらに伝わってくる温度が変わってくる要因なのかもしれませんね。こじんまりした
会場だと特に。

小井さんが視界の真ん中にいらっしゃるので特に気がついてしまうのですが、少し調子が
悪そう？　割りと早めのうちから(２曲目あたりでしょうか）少し指先を気にされている。
演奏中にちょっとずつ弦のチューニングを触られたり、しっくりきてないご様子。
yasnal思わず｢昨日飛ばしすぎて疲れちゃったのかナ」なんて失礼なことを考えてしまう。
それくらい、昨日は乗っていらっしゃったので。

yasnal、やっぱ前のほうでかぶりつきで見るほうが楽しいです、JAZZのライブは(笑）
ＰＡの近くとかで、まとまってる音を聴くのが普段は好きなんですが、JAZZの場合は
音のバランスがどうだとかそんなことどうでもよくなる。（生の場合ね）

よりアコースティックな響きを。プレイヤー同士の音の会話を。インプロビゼーションの

そんなこんなで、昨日よりも落ち着いて、それでも変わらず気持ちよく聴けました。

2nd.ステージ冒頭、名古屋在住で国連のお仕事をしつつミュージシャンとしての活動も
されている南アフリカ出身のプリスカさんという女性が突然登場。ハピバースディを歌う。

そう、２日ほど前に、ドラムの大坂さんが誕生日だったんです。ケーキも出てきて。
大坂さん、プリスカさんが歌ってらっしゃる間中、前でちょっときょどってます。

「普段は演奏の時は緊張しないんですが、2nd.ステージの最初の２曲はずーっと動悸が
しっぱなしでした」と仰ってました。

さて、話の時系列の脈絡がないんですが、2nd.ステージでは佐山さんＭＣで喋る喋る。
とても話術がなめらかで巧みで博覧強記、ことに映画やミュージカルにお詳しくて
聞いていて楽しいです。

なかでも、わたしも大好きな映画「バベットの晩餐会」にも触れていらして嬉しかった～。
どんな映画が好きかでその方のお人柄の一端が垣間見れたりするでしょう？

終盤の曲、ピアノとドラムの掛け合いがめちゃくちゃ面白かったです。大坂さんに対抗して
ピアノのキーをスティックでロールするように弾く佐山さんに、大坂さんが返したロールが
ヴェルヴェットのように滑らかで感動しました。とても心地のいい耳触りの優しいロール。

その佐山さんと大坂さんに挟まれてウォーキングラインをはじく小井さんの表情がとても苦しげ。
ちょっと気掛かりで、アンコールに入る前に思わず「大丈夫？」と客席から声をかけたら
間髪をいれず「もうダメ」と言うタイミングと表情が茶目っけたっぷりで思わずやられた。

本当の遊び心のある、大人のトリオです。

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