鈴鹿観戦記~とにかく色んな観戦日記~

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バレーボール 北京五輪女子世界最終予選'08


予定ではタイ戦で日本代表の北京行き決定と思い土曜日にしていたのですが
うれしい誤算で前日に決定。タイ戦は消化試合になるかストレートで
あっさり終わりかと思っていたのですが・・・

バレーはTVでしか見たことが無かったのでどんな雰囲気か分からず
とにかく早めに現地入りしました。
1枚のチケットで4試合見れるのがお得ですよね。
しかし・・・現地に行ってみるとお客さんの入りは少なく
満員になるのは日本戦だけなんだと改めて実感しました。


鈴スペは第2試合のセルビアVSポーランドの試合から観戦スタート。
本当に観客は少ない。けれどポーランドのサポーターが多くて
ちょっとしたヨーロッパでの代表決定戦の雰囲気。


6分間の練習中の風景なんですが
客席を見ていただければ分かっていただけると思います。
世界7位VS9位の好カード、しかもポーランドは40年ぶりの
オリンピックの切符をつかむ大事な試合なんだけどねえ。


試合はフルセットにもつれ込む接戦の末
ポーランドが勝利し3位以内を確定。見事北京への切符を
手に入れることが出来ました。
それにしてもヨーロッパの選手はでかいし手足が長い。
日本代表はよくこのポーランドに勝てたものだと
感心しました。



さて、ここから一服して第3試合は軽く見ようと思っていたのですが
このときの試合会場の実況の方・・・
この人最悪でした。むやみに声がでかいし甲高い。
耳を劈くような実況に集中して試合が見れない。
寒いギャグも連発とどうしようも無くて残念ながら試合を
見るのを途中で諦めました。今も実は左耳が痛いんです。
本人は場を盛り上げようと必死なのですが
がんばればがんばるほど逆効果。ああピエール北川が恋しいと
思ったのも分かっていただけると思いますわ。あのソフトな
語り口のなかでポイントでの場の盛り上げ方もよく
分かっている。それでいてうっとうしくない存在感。
実況で試合を見るのが嫌になったのはおそらく初めてです。
この人日本戦でもハッスルしてましたけど鈴スペの周りからも
「このひとうるさい!!」ってブーイングが・・・


いよいよ日本戦となるわけですが、ここにいたる前に散々練習を
するわけですわ、TV見てると分かると思うんですが
あの金色のスティックバルーン。あれってあんだけ
みんな持っているから
無料で配布してると思うじゃないですが???
実は300円するんですねえ(笑)
そして練習。Hey!Say!JUMPの「Dreams come true」に合わせて
バルーンを叩きます。とにかく何回もやらされていよいよオープニング。
ものすごく違和感を覚えました。これがあるから今のバレー人気が
保たれているのかと思うと残念です。なるほど日本戦だけ
見に来る人が多いはずだよ。
試合中でもHey!Say!JUMPのメンバーが移動すれば
試合そっちのけで
大騒ぎしている人たちが多いこと・・・
どう考えても試合のキーポイントになる場面でもお構いなし。
まあレースそっちのけでRQを追いかけているカメラ小僧も
いるわけで、日本ってスポーツのどのカテゴリーでも
こんなのなんかなあって思う。

さて試合直前、こんな方を目撃。ってこちらが本業ですよね?大林さん。
高橋選手は非常に緊張感漂ってました。
コートでの存在感は相変わらずすごいものがありました。

はっきり言って格下のタイが相手なんだけど、試合へのモチベーションの違いが序盤大きくでた。
昨日切符をもぎとった日本と今日勝てばチャンスが膨らむタイでは仕方が無いかもしれない。



試合内容はというと
8-5とリードしたところから5連続失点を喫するなど、試合の主導権はタイが握る。24-24のジュースにもつれこんだが、最後もタイの粘りが勝り、今大会初めて日本は第1セットを失う。
第2セットは木村のサービスエースや、多治見のブロックで日本が連続得点を挙げる。序盤から終始リードを保った日本が、最後は木村の連続スパイクで第2セットを奪取する。
いよいよゲームが盛り上がってきましたってところでなんと
選手たちが控え室に帰っていくじゃないですか???
一瞬理解不能になりました。すると


こんな感じでまたしても余興が入りそして
選手たちが再度アップを始めだしました・・・
「時間調整」TV中継に合わせてのそれが頭をよぎります。
そして場内実況の無意味なテンションのあげ方。
うるさいだけだって言ってるのに



日本が第3セット中盤までリードする。しかし、この試合に勝利すればオリンピック出場の可能性が残されているタイが脅威の粘りを見せ、第1セットに続いてジュースへ突入する。最後もタイのキャプテン・アピヤポンがスパイクを決め、第3セットはタイが奪い返す。勢いに乗るタイが、第4セットも立ち上がりからリードを奪い、点差を広げる。しかし日本も高橋の連続スパイクで追い上げる。要所でタイのミスも生じ、第4セットは逆転で日本が奪取。試合はフルセットへともつれ込んだ。最終セットは高橋の活躍で日本が連続得点を上げ、上々のスタートを切る。タイも最後まで粘りを見せたが、ピンチブロッカーの杉山がブロックを決め、再びタイを引き離し、最後は荒木がスパイクを決め、日本がフルセットでタイを振り切った。






試合後半からの高橋選手の活躍は見てみて
心躍らされる思いだった。
TVインタビューで色々言ってましたがストレートへの
こだわりなんかも見れて良かったです。
キャプテン竹下選手曰く「最低の試合だった」との事ですが
見ていた鈴スペ達にとっては簡単に勝ってしまうよりかは
楽しめた試合だったと思います



いやあはじめてのバレー観戦は色々と思うところがありました。
楽しかったのは事実です。
4試合も見れるお得感もチケットにはあります。
今回は世界ランク上位がいなかったため
本当の意味でのバレーの世界レベルは分かりませんが
「五輪切符」の緊迫感がある大会であり、選手たちの
モチベーションが高い大会なので見ごたえは十分でした。
日本戦とその他の試合のギャップの激しさに戸惑いを覚えたし
ジャニーズで始まる余興には興ざめしたのですが
あれはあれで心入れ替えて乗ってしまえば楽しめるもんです。
「もう一度行きたい?」の問いには迷わずYESと答えたいと
思います。今度はぜひ男子の試合を見てみたいです。
それにしても応援で疲れたのは久しぶりやなあ




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