『やよいの森』

『やよいの森』

事の始まり



春にパートで入り、案の定、そこでも半年経つ頃には仕事に行きたくなくなり、またいつものように仕事に行かず気分が良くなるまで寝込んで、また仕事を探すはずだった。

生活のための仕事とかではなく、ただ、自分のやりたい事が出来るような仕事ばかり探していた自分。

でも、それが見つからず、ただ自分に限界を感じてしまった。何の限界なのかよく分からなかったが。

それから寝込んでしまう日々。

そのうち、自殺が頭のなかをぐるぐる駆けめぐるようになっていた。

ただ、ただ自分に苦しい日々。

それでも、ふと、自分は精神病なのではないかと思った。

そんな事考えた事もなかった。

もがきながら、とにかく話をしてみようと病院へ駆け込んだ。

医者に聞かれた事、自分の過去、全てを語ったあと、医者が言った事。

それは本当の自分を引き出さなくてはいけない。

それと、3歳の頃に閉じこめたもうひとりの自分。

そのためにする事、
 ・処方された薬を飲む事
 ・今の家から離れる事(環境を変える事)
 ・7歳くらい離れた大人の男性と付き合う事。

薬を飲む事は分かるけれど、当時付き合っていた男性もいるし、急に家から離れるなんて…。

その時は、本当によく分からなかった。

処方された薬はパキシル20mg最初は1錠。
頓服にデパス。

とりあえず、薬で何とかしよう…と自分の中で思い、その日は帰った。


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