徳川内大臣の五行歌

徳川内大臣の五行歌

連作の問題



五行歌を連作して構成したいがどうかという問いについて草壁氏は次の
ように答えている。


「こういう人は、構造思考か、連続思考をする人である。
 私はだめ(NO)といわない。ただ、1作でも完成が難しいものを、
 何作も続けて、構成としても完成するという二重、三重の完成の
 ことを思うと、私の場合は途方に暮れる。・・・・中略。
 一般に、連作タイプよりも、1つ1つを完成するタイプの方が望ましい。
 自分で自分を金縛りにしてしまうからである。」

(「飛鳥の断崖」より抜粋)


私個人の見解として、
 草壁先生のいうとおりでしょう。でも、人は欲張りなもので、
 どうしても、続けて作りたいと思ってしまいます。この私も原則として、
 草壁先生のいうとおりにやっていますが、どうしても、思いを続けて
 表現したくなって、連作または連続歌にします。要は、時と場合によると
 私は個人的には感じます。(否定してるのではありませんから、誤解せず  に)
 基本的には単独で作った方が出来はよいと思います。


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