270821
川越ゆりえ展 「それぞれの息遣い」 (8/17~22) @ Gallery Art Point (銀座八丁目)
(様々の想像上の昆虫を巨大な標本箱に並べた作品を作ってきた彼女だが、今回は「憧れ」と「渇望」の化身としての昆虫のドラマ5連作や、融合する蛹たちに飾り窓を設けてダリの世界を展開した作品など、新境地。)
270819
光のあしあと 駒井春樹個展 (8/18~23) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 4 (大京町)
(鉛筆画をベースに CG 加工を加える手法で、単なる CG イラストよりも深みのあるファンタジーを展開する。ぼくの長女が描こうとして描けないでいそうな「ティータイム」というプリント作品を購入。)
270819
まくあい、私をなぞる輪郭線。秦絵里子個展 (8/18~23) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 3 (大京町)
(女性ポートレート。イラストふうでもあるが、顔の部分は写実度を高めてある。ぐっとくる作品も何点か。昭和61年生まれ、武蔵美油絵卒。)
270819
Rediscovery of Collage ~コラージュの魅力の再発見~ (8/18~23) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 1 (大京町)
(11人展。野心的な企画だ。Q-TA さんのコラージュが、高品質にしてお手頃価格なので2点ほど購入へと心が動いたが我慢。)
270814
エリック・サティとその時代展 (7/8~8/30) @ Bunkamura ザ・ミュージアム (道玄坂二丁目)
(大正12年に Erik Satie のピアノ独奏曲+つぶやきの自筆楽譜20曲と Charles Martin の版画20葉を組み合せて出された "Sports et divertissements" が楽しい。最後のコーナーで実際の演奏も聞けて、満足だ。)
270801
Cy Twombly ― Fifty Years of Works on Paper サイ トゥオンブリー: 紙の作品、50年の軌跡 (5/23~8/30) @ 原美術館 (北品川四丁目)
(第5室の平成13年の無題三連作、文句なしに美しい。このひとの世界に入り込むには30分くらい助走が要るね。)
270731
Bordeaux: Port de la Lune ボルドー展 ―美と陶酔の都へ― (6/23~9/23) @ 国立西洋美術館 (上野公園)
(1万年以上前の世界最古の陶をもつ日本人だが、さてさて、ボルドー近辺、2万5千年前の岩に彫られた豊満な女性のレリーフには参った。Jean-Pierre Granger の1812年作 "Ganymede" のニューハーフっぽさには、ぞくっとさせられた。呼び物の Eugene Delacroix の "La Chasse aux lions" さすがの迫力。)
270723
長井朋子「真夏の毛むくじゃらハウス The Hairy House in Midsummer」 (7/15~8/3) @ 8/Art Gallery/Tomio Koyama Gallery (渋谷二丁目)
(少女の部屋からの視点を展開。何人か、このスタイルの女性作家の名が浮かびますが、長井さんは複数の筆法を繰り出し、ちょいとダークなところもあり、残る作家でしょう。昭和57年生まれ、愛知県立藝大卒。)
270723
山脇ヒロミ写真展 depart Hung hom 07:25 ―紅勘駅発07:25― (7/20~26) @ Place M (新宿一丁目)
(うん、これはよく撮った。場末感たっぷりの香港人の顔を、よくもまぁいろいろ正面から撮ったね。ぼくならためらってしまいそう。)
270715
ACTアート大賞展 優秀賞 グループ展 「巡 -meguru-」 (7/14~19) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 5 (大京町)
(4人展。大画面に昆虫をペン画で展開する南花奈さんのコーナーで、どうすれば南さんの努力は報われるのだろうかと自問。昆虫の肉体模様にそれなりの仕掛けはあるのだけど、なにか遊び足りないような。それと、背景が白紙のままというのが、いまひとつ未完成感をかもすのかも。テーマに合わせた色の紙を使うと、雰囲気が変わるのでは?)
270715
リキテックス アートプライズ 2014 準グランプリ展 (7/14~19) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 2 (大京町)
(2人展。パンダ絵師あごぱんさんが、壁面を100連作シリーズで埋めていてビックリ。流鏑馬をモチーフにした「激流遊園地」、売れてなければ買ったのだけどね。窓の向こうのシルエットがおもしろい作品あり、今後のモチーフに加えてほしい。谷口永里子さんは、白髪一雄の5倍くらい絵具を使ってるな。)
270715
久住昌之ふらっと絵画展 MasayukiQusumi's Flat Art Exhibition (7/7~19) @ The Artcomplex Center of Tokyo, ACT 1 (大京町)
(「孤独のグルメ」の作家そのひとの、ほんわか漫画から雑誌表紙向け似顔アート作品まで。)
270707
Yokai Tour II 展 古今東西 妖怪 -Yokai- 大集合! (6/29~8/30) @ Park Hotel Tokyo 25F Art Lounge (東新橋一丁目)
(13人展。成田朱希 (あき)
さん、福田浩子さんらの正統派幻想画、武本大志 (ひろし)
さんの乾漆による大型フィギュア、作田富幸 (さくた・とみゆき)
さんのモンスター屏風など。馬籠伸郎 (まごめ・もぶお)
さんが31階でも展示。フロアで Yokai プロフィットロールと dirty martini をいただく。)
270706
Field of Now (7/3~10) @ 飯田美術 (銀座七丁目)
(7人展。森天飛さん、岡靖知さんの写実画など、しっかり売れていた。写実美人画の勝負の半分は、やはりモデルでしょ。それにしても飯田美術は相変わらず客あしらいが悪く、画廊スペースにいるだけで嘲笑・蔑視されているような気分にさせられる。主人のメンタルなところが如実に出る。絵を見るのに邪魔なところに机が置いてあったり。)
270706 ニコンサロン特別展
大島 洋 写真展 幸運の町・三閉伊 (さんへい)
(7/1~14) @ 銀座 Nikon Salon (銀座七丁目)
(岩手県三閉伊の昭和30年代からを記録した写真の数々。新宿 Nikon Salon の同時開催展では「そして三閉伊」と題して3・11後の村を。)
270706
Tokyo Art Directors Club Exhibition 2015 (7/2~27) @ ギンザ・グラフィック・ギャラリー (銀座八丁目)
(ポスター、新聞・雑誌広告から、キューピーのテレビ CM やパッケージングまで。)