布おむつとアレルギーッ子の育児

離乳食を始める前に('06/1)

保健所の保健婦さんや、実家の母や、保育園の先生方に責め立てられて、息子の離乳食を始めたのが７ヶ月目の７ヶ月検診の後でした。

ミルクアレルギーがあって吐いていたし、アレルギー用ミルク

に変えたおかげで、酷かった湿疹も治ったばかりだったから、一歳まで離乳食は始めたくないと言う私に対して、畳み掛けるように迫る

『離乳食を早く始めないと、ミルクだけでは栄養失調で死んでしまう』

『背が伸びないなどの今後の成長に影響する』

『離乳食の開始が遅いと、偏食で味を受け付けなくなる』

アレルギーがあるから離乳食を遅らせるつもりというと、

『今まで子育てしたこともないくせに、知ったかぶりするな』

など、今まであまり書かなかったけど、離乳食を始めない親は『母親失格』と罵り続けられました(;-;)

子育て経験なんて他にはないけど、息子を見ていたら、分かるのに…

食物アレルギーを疑っていた私は、当時通っていた皮膚科に

「離乳食を始めるよう言われていて、息子は酷いミルクアレルギーだったから、食物アレルギーの可能性が高いので、離乳食を始める前に検査で調べて下さい！」
と頼みました。

しかし、皮膚科の担当医は

「まだ離乳食を始めてなかったんですか？果物は食べんで良い。でも卵や牛乳は食べさせないと栄養失調になるから、薬(ザジテン。抗アレルギー薬。)を飲んでステロイドも使いながら、離乳食を進めなさい！全く、食物アレルギーなんて、小児科は何を考えているんだか…馬鹿馬鹿しい。」

そっか！
皮膚科と小児科って考え方が違うんだ！
小児科は食物アレルギーを信じてくれるかもしれない！
小児科に相談してみよう！

しかし、小児科の当時の担当医(ぺーぺー)は

「血液検査なんてこの年では普通しないんですよ(^-^;)
血液が安定しないから、結果も変わりやすいし、子供の血をかなり採るから、体の負担になるんですよ。
離乳食を普通に始めて、なんか症状が出たら考えたら良いですよ。」

有りがちな意見だけど、ここが間違えの離乳食開始のゴングでした。

あの当時の医師は、病院にはもういない。

息子の離乳食開始時期は、私のカン通り、７ヶ月では早過ぎたのに、あれほど脅迫していた人達は、

「まさか食物アレルギーなんて病気は知らなかった。」

「そんな病気になるのは母親が悪い！」

「離乳食をちゃんと進めなかったんじゃないの？」

を丁寧な言葉で言います。

人事だから好き勝手です。

他人なんて、医師だって、自分の言葉の責任なんて取りはしないし、責任は取りようも無い。

アレルギーになったら、全て親と本人に被って来ます。

子供に一番近い親の私のカンは、間違っていなかったけど、どうにも出来ずに離乳食を７ヶ月で普通に始めてしまった…

息子よ。ごめんね。
あなたを守りきれなかった…

無責任な人達！

息子と私たちの５年間を返して！

７ヶ月の息子に戻して！

無責任な小児科医の先生、皮膚科の先生、保健婦さん、前の保育園の先生、そして私のお母さん！

たかが離乳食…

されど離乳食…

離乳食の開始時期は、一歳でも遅くないんですよ。
私の使った粉ミルクでもね。

通常のミルクを吐いたり、ミルクで湿疹を起こしたことがあれば、一歳頃まで離乳食を始めない方が無難かも知れません。

また、ミルクアレルギーの疑いがあれば、離乳食を始める前に、可能なら血液検査などでアレルギーを調べたら無難です。

但し、特に牛乳や牛肉を筆頭に、血液検査で全て分かるわけでもありません。

離乳食を始める時は、アクの少ない淡色野菜から。
アレルギーを起こしやすい牛乳、卵(魚卵含む)の開始を遅くして、出来るだけゆっくり進めましょう。

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