毒舌大王

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2013/12/30
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カテゴリ: 中韓
核を持った北朝鮮のキム王朝は、中国の言うことを聞かなくなりました。そこで中国は、キム王朝すなわち金正恩を見限って、中国で保護していた金正恩の兄である金正男にすげ替えようとしたんじゃないかと思います。また、そこまで行かないとしても、それに準じた動きがあったのだと思います。それを恐れた正恩が、親中国派であり、正男の擁護者である叔父の張成沢を粛清したのではないでしょうか。

問題はこれからです。正恩が恐れるのは、いつ自分が中国に切り捨てられるか分からないと云うことです。とても疑心暗鬼になっていると思います。だからその前に、力ずくで中国に金王朝を認めさせる必要があります。幸いなことに、中国とは同盟条約が生きており、どちらかの国が攻撃された時には、同盟国が味方するということになっています。そこで考えられるのが、北朝鮮が韓国に戦争を仕掛けると言うものです。そうすれば、条約上、中国も参戦せざるおえず、再び金王朝と中国は一蓮托生にならざる負えません。

しかし、条約があるからといって、今の中国が昔のように北朝鮮を応援するかどうかは分かりません。応援しても国際的非難を浴びるだけで、あまり得は無いからです。金王朝の暴走だと言って、同盟を破棄するかもしれません。そうなると、北朝鮮は中国と言う後ろ盾を無くし崩壊してしまいます。その時は、もしかして、やけくそになり、核爆弾を使用するかもしれません。どちらにしても、中国の後ろ盾なく北朝鮮が暴走すれば、遅かれ早かれ滅亡しかありません。

そうすると、必然的に朝鮮半島は韓国によって統一されます。そして、その統一朝鮮は、まず間違いなく日本を明確な敵国と定めます。北朝鮮と云う脅威が無くなった時には、日米韓同盟は必要なくなるからです。また、竹島問題やあらゆる経済分野で競合する日本は、敵以外に考えられないからです。

そして、経済的にも日米よりも中国に付いたほうが韓国にとって得です。統一朝鮮は、どうみても日本に敵対するとしか思えません。今は北朝鮮向きとなっている軍備がすべて日本に方向を定めます。しかも、その統一朝鮮は、中国の同盟国(属国)として、中国と組んで日本に対峙してくるでしょう。日米に付く前の千年以上に渡り有った中韓の関係に戻るわけです。日本にとっては、非常にまずい状態と言えます。

これが、私の予想する朝鮮半島の未来です。要するに、朝鮮半島は統一されようがされまいが、北朝鮮が有ろうが無かろうが、日本の敵であり続けます。むしろ、統一された後の朝鮮のほうが強力で厄介です。ですから、金正恩がこのままおとなしくしていてくれることを願うばかりです。





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最終更新日  2014/01/01 04:37:14 PM
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