欲張りママ

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藤堂志津子の本

「秋の猫」
動物を交えた5編の短編。相手よりも犬、猫が大事。私は動物を可愛いとは思うけど、飼えない性格なので登場人物の心理がよくわかんない。でも「ドルフィン・ハウス」と言う話は面白かったな。


「目醒め」
これまた何年か前に読んだことのある本。5編の短編集。
う~ん。何でこの人の話はハッピーエンドがないんだろう?せいぜい「幸せになりそう」で物語が終わるパターン。そういう主義なんだろうケド。


「されど、かすみ草」
これも何年か前に読んだことのある本。主人公万紀子の周りの女性はクセの多い人たちばかり。彼女自身は「普通に正しく」をモットーに地味~に生活していたのだが・・・
もうちょっと叔母「早苗」さんの話が読みたかったなぁ。他の人の話は結構書かれているのに。


「うそ」
何年か前に読んだことをすっかり忘れていて借りた本。久しぶりに読んでもこの話は面白かったな。藤堂志津子さんの書く本らしくなくて。「レンタル家族」という設定も面白かった♪


「心のこり」 借りた日2000.9.27
3つの短編集。書題から分かるようにどこか心に何かを残してきた人たちのお話。でも「片想い」という作品の主人公はどうも苦手だ・・・勝手すぎる~!と思いました♪


「男の勘違い女の夢違い」 借りた日2000・9.14
この人のエッセイを読んでみたのは初めて。でも私としてはこの手の「男女モノ」のエッセイはやっぱりちょっと苦手かなぁ。


「夫の彼女」 借りた日:2000.6.21
結婚して5年目に主人公涼紀(すずき)は夫に離婚をもちかけられる。しかも「自分はバイセクシュアルである」という告白で。とりあえず別居をし、それから出来た友人「春田ヒトミ」も実は「バイセクシュアル」!夫は若い男が好みだといっていたが、年上の女の人という相手もあって・・・う~ん。突然そんな状況に置かれたら・・・私なら離婚するかな。主人公はそれでも旦那に未練たっぷり。それだけ魅力的なのかもしれないけど、ちょっと私には理解しがたいな、主人公の気持ちは。
このヒトの小説は北海道が舞台の物語が多いんだけど、これは珍しく舞台がどこと設定されていないお話。



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