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今回は、近藤史恵さんのシリーズもの2冊。
南方署強行犯係が担当する事件について描いた、刑事小説ですね
だけど、怖いとかそういうんじゃなくて、人間模様も面白いです。
■狼の寓話 近藤史恵
主人公は、刑事課に配属された新人刑事。
双子の弟。兄は、交番勤務のおまわりさん。
初めて担当した事件は、とある理由により外されて
ヘタレの烙印を押された彼は、別の事件を受け持つ。
被害者は旦那様、加害者はその妻?という事件。
状況証拠から間違いなさそうだが、
ご夫婦はとてもいい関係だったとの話。
一体夫婦に何が起こったのか。
犯人は、やはり妻なのか。
色々書くと、ネタバレになってしまうので書けないのですが、
警察官の双子兄弟とその母親との関係や、
新米刑事の先輩刑事のことなど、結構面白いです。
単なる刑事モノではないところが、なかなかいいですね。
2冊目も、同じシリーズ第2弾
■黄泉路の犬 近藤史恵
これは、犬と暮らしている身としては、結構一生懸命読んじゃいました。
“アニマルホーダー”という、一種の病気があるんですね
本当にいろんな人が居て、元々は恐らく普通の動物愛護者だったはずが、
少しずつ変わってしまうんですね。
チワワが連れ去られてしまうところから話が始まるので、とてもとても心配で
でもきっと、本当にこういう強盗事件があったら、
盗まれたチワワは“モノ”として扱われるわけで、探してなんてくれないだろうし。
チワワを心配に思うこの話の飼い主姉妹のように、無力さを感じるんだろうなぁ。
近藤さん自体、トイプーちゃんを飼ってらっしゃるかたなので、
こういう話には敏感なのかもしれませんね。
近藤さんの本、シリーズものは、やっぱり結構面白いです
色々、シリーズの続きを読みたい物がたくさん増えてきちゃいました。
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