花より、、、

花より、、、




★★★
唇を覆い 下唇を優しく噛む
ゆっくりとしたキスは次第に深く
徐々に舌を滑り込ませながら口内を探求すると

あいつの溢れ出る甘い吐息

互いの唾液の糸は切れることなく・・・

潤んだ瞳でオレを見つめるその表情は
誘惑の香りを漂わせている

耳たぶを甘噛みし
首筋へ すべらかな肌へ 赤い花びらを散らす

やわらかなふくらみを揉みしだき
その硬くなった頂を吸い上げて舌で転がすと
送り込まれる快感に耐え切れないのか


『んっ、、、つっ はっ・うっ、、、ん』


声を漏らす



☆☆☆
道明寺の優しい愛撫に胸の奥が震え
送り込まれる快感に耐え切れず
身を反らさずにはいられない

あいつはイタズラな手をゆっくりと下へ伸ばして行き
茂みを掻き分け
探り当てた蕾を指先で円を描く様に撫で回す

自身から潤い溢れ出す蜜を感じ取る事が出来る

不意に
大腿に触れる熱い息 ゆっくりと這う熱い舌

私は大きな波に飲み込まれそうになる

飲み込まれる前に手を引かれ
私の下腹部から身体が熱くなる



★★★
あいつの中を俺で満たし ゆっくりと律動を刻む
時折キスを落としながらリズムを奏でていると  

牧野は

俺の首に細い腕を回して
溢れ出る声を唇を噛んで押し殺している


その表情は俺だけのもの


もっとお前を支配したくて
より感じさせたくて
突き上げる様に
強く激しく腰を打ち付けていくと

溺れる様に喘ぐあいつを見て



いっきにのぼりつめた。。。





**************


繋がったまま
しびれる様な余韻を残す感覚に
2人は思う存分酔い


いつまでも覚める事無く


再び快楽へ



ついばむ様なキスをして
頬にそっと片手をかけ

2人は静かにベットへ沈んで行く









                   《終》



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