超ひも理論(Super String Theory)    二十一回@韓国ソウル

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2006.01.19
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カテゴリ: SixSigma


   シックスシグマは国内でも、広さ・深さともにさらに拡大しています。これは、数年前とは大きく異なる状況です。その主要な理由として考えられるものをまとめたのが下図です。

※今回は下図の(3)~(5)を紹介

(3)各種情報公開
前回の「(1)シックスシグマ導入企業の増加」にも関連します。また、これまでも、「シックスシグマ情報は増えています!」とご紹介して参りました。

シックスシグマの導入を公開していない企業もまだまだたくさんあります。しかし、その一方で着実に自社化を進め、大きな成果を上げている企業が公に紹介されるようになってきました。比較的最近のものでは、日経BP社の日経情報ストラテジー9月号に、シマノのシックスシグマ活動が紹介されています(同誌P.62・戦略研究シマノ「ゴールなき競争に勝つ 品質にこだわり最強ブランドを創造」)。シマノがシックスシグマの全社導入を決定したタイミングは、国内企業の中でも非常に早い時期です。ご興味のある方は、同誌をぜひご覧いただきたいと思います。

シックスシグマ導入企業が「その成果を実感している」と推定できる事象として、販促ツールとしての活用やビジネス化が挙げられます。顧客サービスの一環、また販促活動の1ツールとして、事例紹介や実際にノウハウを供与するのです。GE関連企業がその先鞭をつけ、こうした志向は他社にも広がりを見せています。また、東芝がこれまでの経験に、新たなノウハウも付加して事業として立ち上げたことは今春、大きく報じられました。

欧米のトレーニング機関も新たな日本市場参入の他、既存メニューを主として短期化するなど、工夫を凝らし始めました。また、国内各種団体も、セミナー/研究会の実施、トレーニング提供や独自シックスシグマ・コンセプトの確立などが、最近は見られるようになっています。

日本能率協会コンサルティング(JMAC)が実施したシックスシグマに関するアンケート結果については、2002年8月末から9月にかけて、いくつかのメディアが報じていました。シックスシグマの認知度、導入状況、日本企業としての取り組み方など、既に導入した企業、導入を検討している企業にとっても参考になることが少なくないはずです。

15-2.gif


 先のJMACアンケート結果の中にも、「シックスシグマは投資負担が大きい」(化学工業日報 09/02 など)という内容がありました。SSRIメンバーも、シックスシグマに関する研究を始めた当初、その価格には驚嘆しました。米国の文献にも「高い、高い」とは書かれていましたが、現地を訪問、ある見積を依頼しました。何分も待たずに出てきた金額は、ブラックベルト1名当りに換算すると500万円から1千万円近くとなってしまうものでした(この費用には、チャンピオン/ブラックベルト・トレーニング、テキスト他のロイヤリティや講師の来日滞在費用などが含まれます)。その後、オープン制のブラックベルト・トレーニングを行う機関が続々登場、それも当初は1人3万~4ドル以上という、高価なものが主流だったのです。

 ご存知の方も少なくないと思いますが、この費用は公開制のトレーニングを始め、劇的(?)に下がっています。インターネットを通じてのeラーニングでブラックベルト資格がとれるというようなものもあり、形態も広がっています。SSRIでも、そうしたトレーニングの内容、資格取得難易度など、すべてを把握しているわけではありませんが、価格レンジは非常に広がっています。国内でも大規模に一括導入する場合のトレーニングに関しては、「叩ける」という風評が聞かれるようになりました。

(5)所属組織内でシックスシグマを経験した人のスピンアウト
 トレーニング機関にとっては、リクルート対象であり、コンペティターとなっているのが、この方々です。一通りのトレーニング受講経験に留まらず、実際にさまざまな困難や障害を乗り越え、実際に企業内でシックスシグマのインプリメンテーションに携わり、成果を出してきたような方々が、市場に出始めました。コンサルティング会社やトレーニング機関に入社される方もありますが、個人で活躍されている場合もあり、公式/非公式での情報流通の加速にもつながっています。

 既に「シックスシグマは卒業した」という企業のみなさまも、きっとあることと思います。またご存知の通り、シックスシグマは「日本発米国育ち」で日本に本格的に戻ってきて数年というところです。シックスシグマに限らず、万能な改革手法などありません。しかし、シックスシグマのコンセプトをきちんとレビュー、考えることによって、企業や組織に今不足しているもの、気づかないうちに弱体化してきてしまっていることをきっと見つけることができるはずです。

これに気づくことができたとき、シックスシグマの成果獲得とともに、市場優位性を発揮できる独自の経営スタイル、改革手法を確立することができるでしょう。





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Last updated  2006.01.19 13:20:52 コメントを書く


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