吉雄の雑記帳・メモ

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March 22, 2005

「妖怪人間ベム」についての考察

(4)

カテゴリ：吉雄の考察

妖怪人間ベムが「早く人間になりたい！」といっていることで

妖怪人間ベムが「妖怪から人間になりたいと」想像する方が
アンケートの結果、非常に多かったことから
「妖怪人間ベムは妖怪というよりは、人間」という証明をしようとおもう。

「妖怪人間」のベース（基となるもの）が
「妖怪」なのか「人間」なのかは非常に重大なことだと思う。
妖怪人間というと・・・

妖怪　　　　　　○　　　　　　　・　　　　　　　　　　　　人間

この当たりを想像する。
妖怪だろ。

A「野球馬鹿」とB「馬鹿野球」を考えてみましょう。

A「野球馬鹿」は問題なく、
・野球ばっかりしている
・野球のことばかり考えてる
馬鹿（人間）。
馬鹿（人間）についていっていることで
間に「な」を入れても「野球な馬鹿」イメージは変わらない。
ベースは馬鹿で、「なんなのか？」が前で説明されている。

B「馬鹿野球」は

・馬鹿みたいな
野球（人ではない）。
野球についていっている。
ベースは野球で「どうなのか」の説明が前についている。
そして、「な」をいれても「馬鹿な野球」イメージは変わらない。

全然違うものになる。

無謀にもそのまま発展させてみる。

A「人魚」とB「半魚人」
Aは「人な魚」Bは「半魚な人」

Aは、ベースが魚で人っぽいということになり

魚　　　　　　　○　　　　　　・　　　　　　　　　　　　　人間
｜――――――――――――――――――――｜

Aは、ベースが人間で半分魚ってことになる。
魚　　　　　　　　　　　　　　○　　　　　　　　　　　　　人間
｜――――――――――――――――――――｜

C「人魚」のほうがD「半魚人」より「魚」であることが判明する。

ついでに「人面犬」「人面魚」に関しては
ベースが犬・魚であることは、容易に想像できる。

A「親ばか」とB「ばか親」についても、そうである。

「親ばか」は「親なばか」
「ばか親」は「ばかな親」

以上のことから推測し、
「妖怪人間」が
「妖怪な人間」ということがいえる。
ベースが「人間」であることになる。

よって、妖怪人間ベムは
妖怪　　　　　　　　　　　　・　　　　　　○　　　　　　人間
｜――――――――――――――――――――｜

妖怪か、人間か？というと（ベースが人間なので）
非常に人間であることがわかる。

ついでに、ほとんどの妖怪は
「モノが人間みたいになったもの」が大半をしめ、そのことをいう。
（人間が立てる“音”等の妖怪もいる）
「人間な妖怪」の場合は「妖怪」という言葉で事足りてしまうのである。

妖怪人間ベムは、「妖怪から人間になりたい」のではなくて
（ベースは人間なので）「妖怪人間から妖怪部分を消したい」という
ことに、ならないだろうか？

妖怪人間ベムは人間であり、妖怪っぽいのだ。

#############先ほど入った質問

「人間ロケット」は、人間だぞ。ベースは人間ではないのか？

「人間ロケット」とは
人間が発射台（筒？）に入って、ロケットのように飛ぶというもの。
「人間なロケット」
ベースがロケットで、人間っぽいのである。
「人間将棋」も当てはまる。
（将棋の駒に人間を使うというもの）
「将棋人間」だと、ただ将棋好きな人間でなんてことはない。

#############

以上の説明があてはまらない、「妖怪人間」的な言葉が
ありましたら、ご連絡下さい。
考え直します。

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