吉雄の雑記帳・メモ

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January 21, 2008

会社にいた頃　--1--

(10)

カテゴリ：吉雄のつれづれ

デザインする会社に2箇所在籍して

忘れてしまう前に、どんな風だったか書いて置こうと
何となく思ったので、ちょっと連続で長々と書いてみようかなと思う。

それ以前はフリーランスでイラストを描き、
仕事があまり無いときや旅に出たいときは
派遣で着物を着て和食の配膳をやっていた23歳の春頃。

中学の頃の友人から電話があり、
デザインの事業部を新規で立ち上げる会社があるので

立ち上げ1年での分社を目標に手伝えるか？という文句と
仕事スペースのPCや、どういう風に売って行くのかなど
最初から口を挟んでいいとのことで1も2もなくOKした。

以前からオープニングスタッフは魅力的だと思っていて
さらに、仕事形式も考えていいといわれるともう、
やらないではいられないでしょうｗ

母体が二つあって、パチンコ店と葬儀屋さん。
とても広い自社ビルの2Fを丸々頂き、
広すぎるので半分パーテーションで切って、最初は半分だけ使っていた。

あとは、機材、備品、材料置き場。
さらに後は、休憩用簡易ベッドと麻雀卓があったりした。

揃えてもらえて、初期投資をかなりしてもらえ、
PCがMac ではなかったけれど、嬉しかった。

パチンコ店と葬儀屋さんの印刷物で、結構外にお金を払っていた
そんな会社なだけに、事業部の宣伝を打つことは無く、
本社のDTPメインで事業部での売り上げのための広告は、、、

それでも外に支払っていた分を、外に丸々出ないというところで
メリットはあったのではないかと思う。

本社から立ち上げ一年で分社していいといわれてる割には
なにも打ち出さず、口コミだけでやっていた。
店舗というか、看板を出して店として開けていたので
ある意味勝手に入ってきて注文してくれという
スタンスで、大判プリンターを2台、名刺専用プリンター1台。

従業員は本社からの社員1人と、バイトの私の合計2人。

広告を打ったり、表ももっと入ってもらえるように工夫をしたい。
事業フローを考えたり、分社までの流れを考えて
進めたいと思うけれど、なかなか思うように
分社しようという雰囲気ができない。

本社からの社員が、分社したくなかったというのが
理由だけれど、私ももっと勝手に考えてもよかったのかもとも思う。

それでも、印刷できるだけにそこそこ　お客さんはいたような気がする。
広告１つ打たなかったのにｗ
でも、やっぱり広告を打たないことで、当時の私は
分社目的にしてはのんびりどころか
やる気あるのか？？と、日がたつにつれ悶々と思いはじめた。

ちょっと脱線しますが、
広さと、一階の入り口から階段を上ってフロアに行くところが
殺風景なのと、なんとか育てたい気持ちから
その事務所を緑いっぱいにしようと、
ポトスを育て、ベンジャミンを育て、パッションフルーツを育てた。

本社のための告知、宣伝は沢山するから尚更
やりたいこと「広告をデザインする」仕事なのに
広告を信じない会社に来てしまったな・・・という感じ。

HPで機材購入とか自分達もするのに、HPは
結局作らなかったんじゃないかと思う。
最後はあったのかな・・・？

「1年で分社を目標」という言葉を信じて、一年目が過ぎ
2年目に入ったときに、すきあらば勉強も進めていたのですが、
いただく仕事の大半は午前中で作って終わってしまうという
仕事の慣れと早くなってしまった状況、
上司は分社や会社について考えてはいけないという感じとで
バイトをもう1つ増やして、早々に帰ることにしてもらった。

簡単に言うと分社を目標じゃないんだ・・・という
ちょっとした諦めでもあった。

本社から分社しないなら閉めるといわれたら困るので
二つ掛け持ちという形をとって
収入を増やそう　→　いつか自分でやろう。
と決めるけれど、分社の流れになったらいいなーと
いうものも望みとしてもっていた。

大判プリンターが気に入っていたので、だいぶお金を
貯めないといけないなーなどと思っていた。
リースとかもあるけど、社員になるとパチンコ店か葬儀屋の
社員にもなることになるので、人事移動のときに
デザインの部署意外に配属されないためにバイトで通したので
（分社するよていだから、分社したら社員になる予定だった）
バイトのままだと、やはり現金が大事だななどと
思っていたのだった。

実はちゃんと分社するという目標が大事・・・だと今は思う。

・・・・つづくｗ

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