2025年07月22日
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日本人が金融リテラシー低過ぎる。とはお金系ユーチューバーが発信してますよね。
アタクシも人のことを笑えないのですが、ちょっとお金の勉強して実行しただけで、お金に関してはあまりにも間違ったことしてる人が多いと思いました。
じゃあその人たちが馬鹿なのかと言えばそうではありません。
一流大学卒業、英検１級、ビジネスの場で外国人と交渉してますとか。
会社の専務、社長、など。
いわゆるハイスペックな人たちでも自分の家計のお金のことに関しては無頓着なことしてたり言ってたりすることあります。
＜事例１＞
アタクシが勤める会社では定期代が支給されるのですが、６か月定期の代金が支給されます。一般的にそうでしょう。それをなぜか１か月定期を買う人がいるんですね。６か月定期で買うのと１か月定期を６回買うのでは、後者の方がかなり高くなりますよね。しかも遠距離通勤者です。交通費の赤字は相当なものです。
＜事例２＞
会社をリストラされ、お金に困るようになった友人に「クルマほとんど使ってないなら手放せば」って言ったら「こんな年齢になってクルマも無いような貧乏生活いやや」と言われました。クルマがあるから貧乏が加速してるのでは？ という言葉がでかかりましたが、とても聞き入れられないだろうと思いやめました。
＜事例３＞
会社の上の人に「ＮＩＳＡって国が絶対儲かる株を教えてくることだよね？。」と言われました。
これはしょうがないかな。
そもそもＮＩＳＡという言葉を前面に大きく出し過ぎてるし言葉を省略し過ぎだと思うんですよね。
ちゃんと日本語で小額投資非課税制度というのを前面に大きく出していれば理解しやすいと思うんですけどねー。
＜事例４＞
「ふるさと納税ってふるさとに納税することでしょ？」
これもあるあるですよね。
そりゃそう思うのも仕方ないですよね。ふるさと納税なんですから。
その人がA市にふるさと納税することもできますが、返礼品はもらえないんです。
言葉と実態がかけ離れていてわかりにくい。
ちなみにアタクシに「ふるさと納税ってなんか良いんだって」と教えてくれた人は一度もふるさと納税やってません。
＜事例５＞
スマホの月々の支払いを安くできないかとショップに相談に行った同僚。３０万円の最新スマホを４年ローンを組まされて帰ってきました。
＜事例６＞
スマホの画面が割れた、ってことであわてて修理屋さんに行って１８０００円払った同僚。
しかもそのためなぜか会社も一日休み、その分の給料は当然出ません。。
ちなみにアタクシの現在デフォルトで使っているスマホは中古で１６５００円（税込み送料込み）で買いました。
そしてその同僚のスマホよりはるかにハイスペック。
もう一台の家用で使っているスマホは、楽天のキャンペーンで実質１円で買いました。
＜事例７＞
ＳＢＩ証券でＮＩＳＡ口座を持っているのに、実店舗主体の銀行にＮＩＳＡ口座を移そうとしている会社の同僚。その銀行の人にも「ネット証券で取引されている方にとってはうちの手数料は高く思いますよね」。と言われているにもかかわらず。
ただ、投資に回すお金が無いらしく、実際の取引はしていないのが少しは救いかもしれません。
などなど・・・ほかにもまだあったような気がしますが、思い出したら書こうと思います。
おそらくこれらの殆どは家計簿をつけていたら防げていたことだと思います。
アタクシたちは、資本主義という戦場にいるのです。好むと好まざるとによらず。
学校では稼ぐのに有利になる方法を主に教えてくれますが。
お金を守る方法はあまり教えてくれません。
勉強ができたり体力があった方がお稼ぐのには有利でしょう。
そういうことは学校で教えてくれます。
つまり、戦場に出るのに、刀、槍、弓のような攻撃の武器は持っているのですが、鎧、兜、盾といった防御が殆ど無いまま資本主義という戦場に放り出されているのです。日本人の多くは。
家計簿をつけるというのは防御として非常に優れています。
６か月定期を買わず、１か月定期を６回買ってるなど、いかに馬鹿なことをしているのかをキチンと把握できますよね。
自分の現在地がわかるわけです。
３０万円のスマホのローンを組まされそうになったときだって、家計簿つけてる人ならキッパリ断ることができるはずです。
目の前にいる口の上手い美人かイケメン店員さんのトークに負けないスキルが身についているはずなんです。
１回くらいはやられるかもしれないけど、家計簿つけてるときにキチンと反省できるから、次からはそんなお金の使い方はしないでしょう。
ではでは福十郎でございました。(^^)/
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