四葉のクローバー

反抗期

ギャングエイジ、と呼ばれる、２～３歳。
現在、その真っ最中なのが翔。
毎日毎日、叱り飛ばしていたように感じる。

ごきげん

今月末には三歳の誕生日を迎える。
最近になって、ようやく、本当にようやく
少しだけ、言って聞かす事ができるようになった気がします。

よく｢もうちょっとの辛抱よ｣とか
｢三歳になったら変わるわよ｣なんて聞くけれど、
現在トンネルの中にいる人間にはその言葉もあまり届かない。

もしかしたら、この子、ちょっとおかしいのかな？とか
なんで、こんなに言ってるのにわかんないの？とか。

そして、叱りつけて、泣き寝入りした子の顔を見ては、
こんなに叱らなくても、と反省を繰り返す。
毎日が泥沼。

｢明日こそは怒らない、やさしいお母さんでいよう｣と思いながら、
また、ちょっとしたことで、爆発する私がいる。
正直、去年の夏頃（つまり翔が２歳半頃)が一番つらかった。

琳の脱臼治療で、私自身、心に余裕がなかったことが一番の原因かもしれない。
いつも、いらいらきりきりしていたように思う。

あれもこれも、部屋中足の踏み場もないほどに広げたおもちゃ。
起きてくるとすぐテレビをつけ、消すとひっくり返って泣いて暴れる。
お店へ行けば、パーっと勝手に走っていき、思うようにならなければ泣き喚く・・・。

片付けなさい、外へ行くときは、ママと手をつなごうね、御飯を食べるときはテレビを消そうね。

なににつけても、いや、だめを繰り返す。

もちろん、これが成長。自我の表れだという事はわかってはいる。
頭で理解できても、体がついてこないのだ。

最初の三回はやさしく、５回くらいまでは普通の口調で、１０回目頃には怒鳴り声に変わり、
それでも聞けなければ脅し(おもちゃならもう捨てちゃうからね、とか)にかわり、
最終的にはひっぱたく。

その最中にまたテレビをつけ、叱られてる途中でも、眼はテレビを見ている。
そんなときは本当に泣きたくなる。

産まれてたった二年と少しの子供にムキになるなんて大人気ないと思いながら。

でもね、明けない夜はないのです。
子供の欲求をすべて聞いてやる事はできないけれど、
何とかうまく折り合いをつけていけるといいな、と思います。

いまも、もちろん、子供と衝突するのはしょっちゅう。
｢そんなにわがままばかり言う子は一緒にいられないよ、よその子になるの？｣と
叱り飛ばす事もあります。

でも、翔も私も確実に１歩１歩前進してる。
親子としての時間を積み重ねながら。
子供の心を傷つけない、上手な叱り方をできる親になっていくこと、
これがこのトンネルをうまく抜け出す鍵､じゃないかと私は思います。

いまの反抗期は力でねじ伏せられても、第二次反抗期を迎えたらそれはできない。
だからといって、放任する事もできない。やっぱり親子だからね。
そんなとき、今、信頼関係を築いておくことが大切じゃないのか、と思うわけです。
いまの私にそれができている、という自信はないけれど、
頑張っていきたい、と思います。

いま、反抗期で悩んでいる方、一緒に頑張りましょ。
ほんの少し、出口の見えてきたｍａｋｉです。

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