セレブ敵 おしゃれ泥棒

2006年03月06日
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私は上手く社会に適応できない人間だ。












幼い頃から私はとても不器用で

周りに比べて劣ることの多い

何かにつけて

上手に生きられない子供だった。







今では昔のような劣等感もなく

それも個性だと笑えるが

それでも、世間を上手く渡る人には憧れる。











先日、大きなプロジェクト?

無謀な夢?

に向けて何かと忙しい中

ある、問屋街に行った。

多色揃っているストレッチサテンを

取り扱う店を探しに行ったのだ。









そこで、沢山の反物を置く店を見つけた。

しかし、サテンらしき生地は見当たらない。

入り口で立ち止まり店の中をのぞいていると

50代後半の男性が足早に近づいてきた。










「ねーちゃん何さがしてるん?」










関西弁はやはり発音が違うな…

っと思いつつ私は

「サテン地です。置いてありますか?」

っと聞く。









すると男性は答えた。











ねーちゃん何言ってんねん!

おっちゃんの店は サテン専門店 と言っても

いいくらいやで!!












私は朝から何時間も探している

理想の生地が見つかるかもしれないと

期待に胸を膨らませ

おっちゃんの後ろを付いて

店内に入った。













ほら、あるやろ











おっちゃんの指差す場所を見る












! ?









おっちゃんが指差す反物を見て

私は感動した。

高鳴る気持ちを抑え

冷静に

あくまでも冷静に

「他にもありますか?」

っと尋ねた。










私の問いかけに

おっちゃんは











いい色やろ











っと、誇らしげに

サテンを撫ぜながら

私の問いかけ完全無視。














無視!?








・・・










おっちゃんが撫ぜるサテンは










おっちゃんの店のサテンは












こんな色


の1つだけ。












専門店って何だ?











専門店

特定の種類の商品だけを取り扱う小売店。
Yahoo辞書より











自慢げに私を見ている

このサテン専門店の

おっちゃん












子供の頃から憧れていた

私と対称に生きる人の様










でもどうしても

一言だけ

一言だけでいいから

言いたかった。












いつも彼方はそうやって

上手く世の中を生きてきたかもしれない。

今までは、そうやって生きて来れたかもしれない。

でも、今回は

今回ばかりは間違っているのではないだろうか?

だって…

だって…












やっぱり間違っているよ。

だって、その生地

















そんなにいい色ではない
















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最終更新日  2006年03月06日 19時33分39秒
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