Las Vegasを出たときは一面のライトアップに驚かされた、こんなものは、日本にいたらお目にかかれない、道路にオレンジ色の街灯を綺麗に並べられ、その規模が半端ではない。 2時間ほど睡眠をとっていたら、Lauglin(ラフリン)で休憩だったので軽く食事し、また睡眠、実は2年前ここで1泊していたのである、ところどころで起きるが、暗闇を走っていた、道路沿いに、ライトが無いからだ、自分で運転していたら、危なくて・・・疲れていたのか、フェニックスに着いてから目を覚ます。 アリゾナ州フェニックスに着くと、土砂降りの雨だった、考えればL.A.では雨など降らなかったので、ホント数ヶ月ぶりに見た雨だった。 フェニックスからが、三日目といったところだろうか…
アリゾナ大学の近くの「Jack In The Box」で朝食を取りながら日記を書く、歩きながら思ったのが、空が低く感じられる事だ、空は綺麗な青なんだが、雲が低く感じる為だ。 だけど、山野山頂部分にかかる雲や、青い空白い入道雲は、実に綺麗だ。 街を歩く時は、ラジオウォークマンが、非常に良い、各街のFMを聴きながら歩くのは、最高に雰囲気があって良い、チューニングはJazz、Oldies、そして、ウエスタンに合ったカントリーを選んでしまう。 バスで出発前に、食事をして行こうと思い、「Blooklyn Pizza」というお店で、パスタとアイスティーを、このような街で、行き当たりばったりで入るお店も、ひとつの楽しみだ。
しかし、ここで「問題発生!!」 12:45pmのバスが2:30pm出発と、約2時間の遅れ、バス乗り場で足止めを食う事に、ルートを練り直すが、サンアントニオの観光時間を減らすしかない。 ツーソンを出てFreewayを走っていると、こちらは、青空なのにはるか彼方では雷光がたくさん見え、映画「ツイスター」のように、その周辺の雲だけが怪しい、しかも雨は降っていない。 左後ろは青空、右前は暗雲雷光と、おかしな天気だ、そうこうしていると、豪雨の中に飛び込んだ、前の席だったので見ていたが、とてもじゃないけど、前が見えない。こんな中運転は無理だと思ったが、その後、Key Westに行く時、レンタカーでこういった中を運転する事になった。 しかし、さすがアメリカ、無駄に広大な土地があるだけに、360度天気の違いが見て取れる、BGMには、映画「レインマン」のサウンドトラックがピッタリだ。 360度果てしない荒野、そして、はげ上がった岩山が点在する。 広大な大地の中、Freewayの一本線だけがあるのは、アメリカがいかに広大なのか改めて思い知らされる。この荒野を数百年前までは、馬で走り回っていたと思うと、アメリカ史を、学びたくなった。 さすがに、荒野なだけあって、ラジオは聴けなかったが、CDでChristina Aguileraのアルバムを聴いていた、アルバムの中1~7曲目が良いが、何故かこの時、シングルカットされてない、7曲目の、「Love For All Season」が心にしみたようで、日記にこのタイトルが書かれていた。
8:00pmに、El Paso到着、しかしテキサス州エルパソは、西海岸と1時間の時差があり、9:00pmだった、本当は7:45pmのバスに乗るはずだったが、ツーソンでの遅れで乗れず、11:45pmのバスに乗ることに、時計を1時間ずらして、チケットを発券してもらう。 11:25pmのバスは、 Ft. Stockton(4:35am)で乗り換え(4:55am出発)San Antonioに、10:30amに着く事になり、9:00pm出発だから、充分観光できる。 しかし、エルパソでの、2時間半は無駄な時間だった、外も歩けるような雰囲気ではなく、バスディーポでラジオを聴きながら、日記を書いたりして時間を潰す。 もしもの時の為に、同じルートでも、いくつかの時刻表、また、予定以外のルート時刻表を、ノートに書いておいたので、やはり、念には念を押すべきなのだろう。