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いろは歌”アワダチソウ”

背高泡立ち草ーいろは歌

野原を全部黄色く
これほど 変えけり 泡立ち草
まさに 皆 愛ずるべし
眠ってよ 揶揄 帯びぬも
のはらを せんふ きいろく
これほと かえけり あわたちそう
まさに みな めするへし
ねむつてよ やゆ おひぬも


吉備路4ーいろは歌
吉備路
吉備路行く 雨に濡れても穂波立ち
稲刈るころは村祭り
笛の音 和す 誘う 呼べや世間を
きひしゆく あめにぬれてもほなみたち
いねかるころはむらまつり
ふえのおとわすさそう よへやせけんを



足りぬ頭脳
いろは歌-足りぬ頭脳ー秋保の山

天の原 ふりさけ見るや 望月が
愛でぬ 私 朧ろとこそなれ
絵にせんよ 薄い胸へ 指を

あまのはら ふりさけみるや もちつきか
めてぬ わたくし おほろとこそなれ
えにせんよ うすいむねへ ゆひを

月

いろは歌”古峯の秋”

沢 苔むしぬ
古峯へ 秋の訪れ
色づくや ナラ ハゼ カエデ
夕日 森に田んぼ
町を染めよ


さわ こけむしぬ
ふるみねへ あきのおとすれ
いろつくや なら はせ かえて
ゆうひ もりにたんほ
まちをそめよ






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