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ラグナロク6361

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Feb 20, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
~~~~~~~~~~~~第一章~~~~~~~~~~~~~

ラグナは激怒した。

必ず、かの邪知暴虐の先生を困らせなければならぬと決意した。

ラグナは都合なんて考えぬ。

ラグナはただの中学生である。

ゲームをし、友達と遊んで暮らしてきた。

けれど、遊ぶ事に対しては、人一倍に敏感であった。

今日未明、ラグナは家を出発し、信号を越え水溜りを越え、2キロ離れたこの中学校へ通いに来た。

ラグナは何事もなく過ごしていた。



今日は短縮の5校時なのだ。

早く帰ってゲームをするつもりでいた。

そして、何事もなく過ごしていた。

昼休みまでは。


~~~~~~~~第二章~~~~~~~~~~


昼休み、ラグナは友達の将棋を観戦していた。

しかし、その時、担任の先生が話しかけてきた。

「ラグナ、修学旅行の見学先がキャンセルされたわ。他の場所に今日中に電話をかけてアポをとって頂戴。」

「せ、先生、それはあまりにもむげなりです。せめて明日にはなりませんか?」

「ラグナ、時間は一刻を争うの。修学旅行に行って見学も何もしないのでは行った意味がなくなってしまうでしょう?」

「し、しかし・・・」



「Yes,sir・・・」


話終わった後、ラグナは激怒した。

「あきれた先生だ。従うものか。」


~~~~~~~~~~~~~第三章~~~~~~~~~~~~


ラグナはずる賢い男であった。



もちろん、小山を囮にして。

小山は竹馬の友ではないが、友人であった。


そして、帰りの学級活動が終わろうとしていた。

「さよ~なら~」


ラグナは逃げた。

必死で逃げた。

かばんは背負わず、手に持った。

背負う時間すらなかったからだ。

ひたすら逃げた。

そして階段まで来た時、天使のささやきが聞こえた。


(本当にそれでいいのか)

(今頃小山は先生に捕まっているぞ)

(見捨てる気か)

(最悪の人間になる気か)


ラグナの足は止まった。

そして、振り返った。

そして、クラスメイトに聞いた。


「先生は廊下に出ているか?」と。


クラスメイトは、いないと答えた。


~~~~~~~~~~~~第四章~~~~~~~~~~~~


ラグナは警戒しながら、教室へ駆けだした。

そして、窓を開けて、

















「井君、今日は逃げないといけないから一人で帰る。」

「おぅ、了解だ。」


そしてラグナは逃げ帰った。

途中、小山の姿が頭に浮かんだ。

しかし、ラグナは気にも止めず下校路を歩いていった。

いつものように。


お~~~~~~~~~~~わ~~~~~~~~~~~~り




今日の出来事を走れメロスをベースに書いてみました。

こんな風に書くのは初めてですね。

まぁ偶にはこーゆーのもいいですな。

今頃小山君は何をしているでしょうかねぇ・・・・


さて、モンハンやりますか。

てなわけでまた夜に~ノシ





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Last updated  Feb 20, 2006 04:18:26 PM
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