2005年05月21日
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親に見合いを勧められました。

市内の染物屋さんだそうです。


以前、と言っても10年ぐらい前、
やはり親に見合いを勧められたことがありました。
お相手は建築設計士でしたが、
当時若すぎた私はイマイチぴんとこなくて、
ウヤムヤにして見合いの話を無くしたことがあります。


というわけで、私は見合い未経験者なのです。



ただし、私は結婚・離婚経験者です。


小さなスーパーを営む家庭に生まれた彼は、家に家族が待っているのが当たり前で、
例えば、仕事から帰ると妻が家で食事を作って待っている、というのが理想だったそうです。
持病があった彼は家を建てたすぐ後に入院。その時に仕事を辞めた私は、
1人になるのが寂しくて、入院の3か月間、毎日病院に行って彼にべったりでした。

この、バランスの悪さが、彼に不安を与えたのかも知れません。
私は必死で仕事にしがみついたり、仕事が無くなると彼にしがみついたり。
1人で淡々と暮らす事ができなかったのです。

彼の退院後、私は当然のように主婦ができなくて、仕事に復活しました。
私たちには子供が無かったし、私も家で家事をするのに辟易気味だったのです。
辟易というのは言い過ぎでなく、私は1人で家にいるのが恐かったのです。
自分に自信がないのでしょう。退屈が恐いのです。社会から見放されているようで。



私も「そうだなあ」と思いました。
自分には手に職があったので、むしろ新しい暮らしに希望が膨らみました。
離婚を機に、思いっきり仕事するぞ、と意欲が燃えました。


離婚して1年半ぐらいで彼は再婚しました。
月に一度ぐらいのペースで電話連絡をしていたので、その時に教えてくれました。

彼は家庭を求めていたし、体力はあったけど持病があったし、本当に良かったなあと思いました。
その反面、「はっやいなあ…」とも思いましたが(^_^;

そこから彼との連絡は暗黙の了解で、無くなりました。


私の方も離婚直後は自由恋愛に戻り、友人との交友も派手に復活し、
仕事も順調で、華やかに暮らし、1人になる時間はありませんでしたが、
それは単なる「1人がきらい」の裏返しでした。

そのせいか、数回の恋愛はなかなかうまくいきませんでした。
私自身もの何か問題のある男性に惹かれる傾向があったし、
何かにすがりつくクセは治ってなかったし、
今思えば、うまくいかなくて当然だったかなと思います。


また結婚したいなあといつも思っていたし、
子供もほしい!と思っていたのですが、恋愛面は思うようにいかず、
いつかその熱も冷めはじめた頃、こんな男性が現れました。

その人は「ぼくとつ・純粋・田舎っぽい・おっとり・ポッテリ」という表現が似合います。
地味なタイプで強い発言はしませんが、
ブランドに拘らず、モノの本質を見て好きか嫌いか判断する人です。
見た目にカッコイイとは無縁(失礼)ですが、中身はカッコイイのではないかと思います。
毎日毎日私のことが頭から離れないと言い、好きだ好きだと言ってくる。2年間も。
しかし、大きな問題。
幸せな結婚している男性なんですよ。
すっごい信頼できる素敵な人間だと思ったのに、やっぱり男性ってこんな行動とるの??
この人がどうこうと言うどころではなく、
私の頭は飛躍して「結婚」に戸惑いを感じました。


そんなこんなで、結婚熱はほとんど冷めてしまい、
仕事に熱中する日々。
仕事も順調で、最近は休みも充分に取りたくなってきました。
1人で過ごす事に慣れてきたのです。
1人で気ままに自然のあるところへドライブしたり、
部屋の掃除をしたり、自分の食べたい料理を作るのが楽しくなってきたのです。


「これは、もう、1人がやめられないかも…」


そんなある日、…昨日ですが、親が見合いの話を持ちかけてきたわけです。
結婚熱も冷めていたはずなのに、私ときたらゲンキンなもんです。

話を聞いたとき、私は「へえ、いいなあ」と思いました。
気づいたら私は「いいよ、見合いしても」と言ってました。

正直に言って、私はワクワクしています。
反面、うーん…という気持も同居しているのですが、
結局は新しい出会いにぴょんと飛び乗ってしまう勢いもあるみたいです。

とはいえ、その後、親からの連絡はなく(笑)
私は無事、見合いできるのでしょうか?!


話が無くなれば、無くなったで…まあ、いいかという感じですなんですけどね。




で、今日の朝。




6年以上前に、仕事の勉強会で、
ある男性デザイナーの話を聞きに行きました。
その人は考え方が確立されていて、私は仕事面で彼の影響を受けました。
その勉強会以来、一度もあったことがないのですが、年に1度メールを交わすか交わさないか、
という感じで、ごくごく細い糸で繋がっていました。

…が、ここへ来て急展開。

私が離婚していたこと、相手の方も離婚していたことなどを突然知り、
なぜか「むちゃくちゃ嬉しい」「春が来た」とメールで言われる始末。


春が来た…と言われたら、勘違いかもしれない思いが膨らみます。
なんだか嬉し恥ずかしです。私も無条件に舞い上がってしまいます。
仕事でも考え方の影響を受けた、尊敬する人ですし。

しかし、しかしですよ。

6年以上前に一度、勉強会で一緒だっただけ。
それなのに、この展開ってどうなんだ…?

ビックリしつつ、ワクワクと喜んでいる私がいる…


もうそろそろ、夏も来るんですかねえ…(~o~)
よくわからん…。








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最終更新日  2005年05月21日 16時33分41秒
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