突然の破水から出産まで その1


11月7日午前0時。トイレを済ませ立ち上がったとたん、「んっ!?」
なまぬるい感覚。思わず手で受けたら明らかに羊水っぽい。自分の中ではおしるしがきて、陣痛が来てその後破水の予定だったため、声が出ない。本には破水をしたら感染を起こす可能性があるからすぐ病院へ行くように書いてある。あせってだんなを呼び、病院に電話。でも、痛みがないなら家で様子を見ろといわれる。「えっ、そうなん?」本はあてにならないと実感した。いつまで待っても陣痛は来ない。動くたびに羊水があふれちぃのことが気になる。寒さで体が震える。午前4時頃から時々痛みも出てきた。何度も病院に電話をしていたら助産婦さんに「そんなに心配なら入院してもいいですよ」と言われすぐさま飛んでいく。午前6時、子宮口は2センチしか開いてなく、陣痛も間隔がバラバラ。助産婦さんに「家にいてもよかったね」と言われながらも、病院にいるということで私の中には安心感が広がっていた。とりあえず、抗生物質の薬を飲み、医者を待つこととなった。


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