突然の破水から出産まで その２
だんなは仕事へ行った為、おかんが付き添っていた。陣痛が強くなるにつれ、私は気がおかしくなりそうだった。ずっと２，３センチだった子宮口が午後３時過ぎには７，８センチまで開いた。痛みは極限！！陣痛は約１分おきに来る。そのたびにおかんの服を引きちぎる勢いでにぎり、枕をにぎり、気付けば廊下中にひびく私の声・・・
午後４時過ぎ、子宮口は全開。陣痛とともにいきみたい感覚が出てきた。
やっとの思いで分娩室へ。だんなもかけつけ、立会い分娩となる。
そして・・・午後４時５９分、私はちぃをこの目で見ることができた。元気に泣く声、姿、私は涙が止まらなかった。やっとの思いで手に入れた小さな命。一生大事に育てて行こうと誓った。
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