『日本文化主義』尋牛亭日常の箴言

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 長い歴史ある日本と違い、中国とは異なる周辺民族よる殺戮支配が繰り返され、現在はハッチワークのように他民族を人権無視で無理矢理、共産党が束ねている国家という認識が正しい。

 中国や韓国とは究極のグローバルの格差社会で、汚職や賄賂も多く、既得権者たちが内政の失敗をごまかすため民度の低い反日国家になってしまっているようだ。多くの善良な人々が不幸ですね。


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わが国は、建国の理念にたちかえり、家族国家を取り戻すこと。そのために、ひとりひとりができることをする。それが日本の日本人が、すべきことなのではないか。大東亜戦争の教訓と体験に学び戦死した人々を無駄死にさせないようにするためには国益のため『日本文化主義』の文化防衛という考え方でリーダシップのある類い稀な資質、明確な目的意識とアイデアを持った首相(大統領制にした方が国際社会に政治的アピールもよいのだが、いまの政治家たちは分かっていない)になってもらいたい。『
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 そして、この判断は今でも維持されているようだ。つまりは、現在の中国の対外行動は、その向かう先が台湾や南シナ海であれ尖閣であれ、北からの対中攻撃はないという大前提の上にすべてが成り立っている。

 逆に言えば、中国が米国を上回るような軍事力を持つ時代がいつの日か来れば話は別だが、そうでなければこの南北2正面作戦を避けるという前提が外されてしまうと、今の中国の対外戦略は土台からガラガラポンである。

 このことは、ロシアの軍部もよく分かっているはずだ。だが、ロシアの為政者はこれを対中外交でのカードには使わないだろう。

 なぜなら、中国が極東に手を伸ばしてこない限り、ここでことさらに中国を脅す立場に回ったところで、その結果からロシアが何を得られるのかが見えないからだ。

 それは、上述のトレーニン所長の指摘が含意するように、ロシアは自分が極東やアジア・太平洋地域で何を望むのかをはっきりさせられない、という問題にも起因する。

琉球は中国の領土という主張には乗れないロシア



 両国政府の公式見解でも、上述のストックホルム国際平和研究所の分析でも、国境問題は最終的に解決されたことになっている。だが、中国は本当にそれで収まっているのか? 疑えばきりがない。

 中国はロシアがそのことを警戒し始めていると気づいたから、第2次世界大戦後の対日処分に領土問題を引っかけることで仲間に引き込もうとする。これまで自分が北方領土問題でそう主張してきたのだから、ロシアもそれを表向きは拒めない。

 しかし、尖閣の問題に琉球(これも日本が不当に清から奪った領土!)まで加えるような発言が中国の中で出てきている。それもロシアは知っているから、その種の議論がアヘン戦争からの全時期をやがては包摂してしまい、19世紀の問題が結局は蒸し返されるという懸念を捨てることはできない。

 中国はロシアの懸念を払拭して懐柔できるだろうか。3月末に予定されているという習近平共産党総書記の訪ロは、尖閣も含めた南進策の今後に影響を与える結果になるのかもしれない。

 一方でロシアを巻き込もうとしながら、ロシアの極東地域については、ロシアがどう気張ったところで、自力で経済の繁栄を達成することなどしょせんできはしまい、いずれは真打の中国が出ていくことになる、とくらいに読んでいるだろう。

 そして、西方の中央アジアに対しては、中国は今よりももっと積極的に出てくる可能性が高い。迎え撃つ側のロシアは、中央アジアが中国圏に入ってしまったなら自国の安全保障はどうなるのか、という問題に直面しかねない。

 そのためにも、一刻も早くEUの相似形となるべきユーラシア経済同盟を立ち上げて、経済をロシアにとっての安全保障の盾にしていかねばならない。プーチンもこの同盟案の実現を急いでいるわけである。

 さて最後に、中ロ関係を左右する側の中国のこれからについていくつか考えてみる。こうしたスケールの大きい将来予測はロシア人の得意とするところだから、彼らがこの方面で挙げていく今後の成果に、日本も助けられることになるだろう。

 が、それを待つことなく、こちらも勝手な予想に走ってみよう。

 中国の経済拡大も国民の不満の鬱積も、どこかで飽和点に達する。それが何年後にやって来るのかはまだ分からない。だから、先進国のやっかみも手伝ってか、さまざまな経済成長の阻害要因をほじくり出すという飽和点探しが盛んだ。





 それは、民主主義・市場経済陣営がサブプライム問題で躓いて以来、本当にその体制が国家主導型経済に優っているのだろうか、という新たに生まれた不安の裏返しでもある。

 そうした、他人の失敗への期待感や先進国自身の不安はさておいて、今日の中国をはじめとするアジアの新興国も一度は傾聴せねばならないのが、1994年にP・クルーグマンが持ち出した議論だろう。

 中国やアジア経済の発展は生産性の向上ではなく、主として資本・資源の投入量増加によって達成されている、というものだ。

 彼自身の表現によれば、そこでの成長は「頭脳ではなく汗によってもたらされたもの」であり、その維持は投資比率を常に上昇させることでしか達成できず、いつまでもそれを続けることは不可能だから、結局は行き詰まったソ連の経済と同じ運命にある、とされる。

 これには新興国側からのみならず、経済学者の中からも多くの批判が出された。確かにこれでは、アジアは日本も含めて、「頭がカラッポな連中の肉体労働の世界」になってしまいかねない。



 その付加価値を高めながら成長を続けたとして、それが中国人を幸福にするのかどうか。確かに都市住民の暮らしは豊かになってきている。だから、幸福かどうかなどと他人が忖度するのは、あるいは余計なお世話なのだろう。

 けれども、これまでの急速な発展の最大の要因を挙げろと言われれば、中国人同士の激しい競争という答えが最も当たっている。そして、そのあまりの激しさで、各種の精神疾病患者の総数がすでに1億人を超えているとも伝えられる。

中国人最大の敵は孤独感

 中国の作家・茅盾(マオトン)は、その戦前の小説『 子夜 』(1932年)の中で、上海企業のやり手社長である主人公の一断面を、次のように描写している。

「・・・自分の滅入っている姿を人に見せたことがない・・・・ただこれには弱点がある。むしゃくしゃして閉じこもっているときに、たまらない孤独を感じることだ」(*)



 ロシアは中国に比べれば、競争社会の度合いは低い。これが中国とロシアの経済成長の速度で、決定的な大きな差となって表れる。しかし、それゆえにロシアには、まだより多くの「安寧な人生」が残されているようにも見える。

 「安寧な人生」とは夢でもあり、同時にロシアでは全くの非現実的な話でもない。その夢を叶えさせてくれる場や家族は、その気になれば得られる(過度の飲酒癖に陥らなければ、という条件はつくが)。

 「安寧な」はロシア語での"スパコイヌイ"という形容詞の訳で、この言葉は「静かな」「平静な」「安静な」という状態の客観描写が1割で、残りの9割はその客観状況を感じて受けとめる本人の心の持ちようを表している。ロシア人の価値基準で、最上位に置かれる形容の1つでもある。

 中国語へは「平静」と訳されているようだ。中国人にもこうした感覚がないわけではあるまい。だが、厳しい競争社会の中では、竹林の七賢宜しく「安寧」を夢見るよりは、国民を束ねるために共産主義に取って代わった愛国主義と新版「中華思想」に帰依した方が、魂の救済には手っ取り早い。

 そこで形成されているのは、かつての華夷思想の単純な繰り返しではあるまい。それが依って立つ多くの理屈が、近代になって欧米から取り入れたものだからだ。さしずめ、華夷思想とウェストファリア体制のハイブリッドといったところである。

 しかし、ならばそこには、相手が頭を下げればそれで満足した君子たる皇帝もいないし、寛容な中華帝国も存在しないことになる。

 そして、周囲の国々がマイナーリーグだと中国が思い始める瞬間から、それが対外無知と無関心への道にもつながるという歴史の繰り返しになるだろう。その周りから尊敬されなければ、中華も華夷もない。経済取引だけでつながる面従腹背の世界だけが残るから、カネの切れ目が文字通り縁の切れ目にもなる。

トウ小平に続く名指導者は出てくるか

 さらに、中国の周りに今いるのは過去の蛮族の群れではもはやない。将来もし大中華圏が生まれたとしても、中国の属国でも構わない、とは決して言わない国だってあるだろう。それを見誤ればその先には、中国にとって「屈辱の歴史」の再現すら待ち構えている。

 だが、もし中国に、国を愛しつつも、その先々まで見据えて手を打てる指導者がいるならば、そうした過ちも避けられよう。トウ小平はその例だが、彼だけではない。少し昔に戻れば、蒋介石を「日本切腹、中国介錯」で動かした1930年代の胡適がいる。

日本が攻め込んできた。どうするか。自国の軍の力で日本を跳ね返して追い出すことは不可能だ。しかし、数年経れば必ず米国とソ連が参戦する状況がやってくる。その時まで、何とか時間を稼ごう。戦闘で負け続けてでも、決して降参せずに持ち堪えよう(苦撑(とう)待変)。

 日中戦争など1~2カ月で片がつく、三国同盟に加わらねばバスに乗り遅れる、などと叫んでいた帝国陸軍の世界観は、こうした大きな趨勢を眺め通して考えられた戦略と戦ってしまった。どちらが正しかったのかは、すでに歴史が明白過ぎる答えを出している。

 日本のエリートが束になっても敵わないような賢者が、時として中国には出現する。それが中国の本当の怖さでもある。

 そしてその賢者の頭脳が、中国のみならず世界全体のために投入されたなら、それが他国には簡単に真似のできない、中国による最も大きな世界貢献になるだろう。その時こそが、真の「中華」の復興なのだ。(其の弐にづづく)

 一部引用:(*)平凡社 中国現代文学全集4.竹内好訳



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Last updated  2013年03月12日 14時14分52秒
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