ゆきあけのボヤキ

スー兄の死 4


告別式は斎場でする事になった。

ほんとに多くの弔問客がいた。

男泣きもたくさん聞こえた。

私はずっとマーを抱っこしていた。

棺にお花を入れる時、マーは楽しそうに入れる。

「お父さん、どうぞ」と言って。

けれど知らぬ間にマーも泣いていた。

何かを感じたのか、それとも皆が泣いているからか。。

火葬場に向かう最中もずっと泣き通しの私。

マーがじーっと私を見ながら膝の上にいる。

スー兄、心残りな事いっぱいだね。

結婚生活5年、これからだったのにね。

スー兄、天国からこの子達を見守っていてね。

スー兄、本当に今までありがとう。

23年間 私を我が子のように可愛がってくれて。

「大きくなったらスー兄のお嫁さんになる」って言ってたよね。

その頃にはおじぃさんだ~ってスー兄は笑ってたね。

23年間 スー兄とはいっぱい思い出があるよ。

本当に、本当にありがとう。

あなたは最高の叔父でした。


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