●ゅき●

あなた

ねぇ。あなたは今どこにいるの?

そぅ思いながら私はいつも空を見上げてるよ。

もしかしたらあの星はあなたなんじゃないかって。
もしかしたらそこから私が見えてるんじゃないかって。


私、今もあなたの写真を見れない。
あなたの前で笑ってる私の写真を見れない。
あなたと一緒に歌った曲を聞けない。

写真を見れば
声を聞けば
あなたに少しでも近づけると思えるのに、
実際には全然近づけてない。
その事実を受け止めるのが怖い。

「生」と「死」の狭間が大きすぎて
でも薄すぎて
その矛盾だらけの現実を受け止めるのが怖い。


お化けでもイィ
夢でも幻でもイィ
もう一度声かけてほしい。
名前呼んでほしい。

ずっとずっと一緒だったのに
もう
ずっとずっと会えない


でもね
私は、あなたがいてはじめて今の私がある。
あなたがいなかったら、私はきっと全然違う道を歩いてるよ。

あなたと過ごした12年間、
何よりも楽しかった。
他の何にも比べられないほど
最高に楽しい時間だった。
だから
私はあなたの思い出と一緒にいるつもりで
生きる。
あなたがあっての「私」を大切に生きる。



何年かして、私があなたの元へ行ったら
いつもみたいに笑いながら
「よぉ」って声かけて。
私はいつもいつも、その日を夢見て生きるから。

だからそれまであなたも元気でいて。
私の知らない世界で楽しく「生きて」。

いつか、いつの日か
また5組全員で遊ぼうね。





ずっとずっと大好きなあなたへ。




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