異臭を放つ子ども

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歯科患者さんなあなたへの100の質問

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2004年06月25日

昨日の新聞に、興味深い記事があった。

最近、保健室にはシャンプーやリンス、歯ブラシ、ひげそり、消臭剤などなど、いろんなアメニティグッズが置いてあるらしい。
何故かというと、異臭を放つ生徒が増えているからなのだそう。
口臭、体臭などのからだのにおいだけでなく、ペット、タバコ、アルコールといった家庭の生活臭が服に染み付いていたり、排便訓練を受けていないための大小便のおもらしやストレスによる夜尿症の糞尿臭を発している場合があるのだそうで、そういうニオイに、本人は気づいていない場合が多いんだそうな。

大半の思春期の子供たちは、必要以上にニオイに敏感で、朝シャンやコロンなんか使うし、教室では「いじめ」になると認識しているから、黙って「臭い子」から遠退いていく。
でも、異臭を放つ子の多くは、保護者から養育放棄されてるため、他人との距離の取り方が不器用で、優しくしてくれた人に必要以上に接近してしまい、そのため面倒見のよい子も「あのニオイは限界。。。」とストレスを感じてしまうらしい。

入浴や排泄の習慣を身につけ、清潔な服を身につけ日光に干した布団で寝ることのような経験を赤ちゃんのときに体得していない子は、異臭を自覚できないんだとか。

う～ん、やっぱり家庭環境はこういうことでも大切だわ。

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