2006年08月17日
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テーマ: ペットの死(562)
カテゴリ: 猫(=´∇`=)ニャン
去年の今日、ユリが咲きました。
突然咲いた真っ白な姿にびっくりしました。

このユリは数メートル離れた花壇にいくつか植えられています。
でも何故か去年初めて、玄関前の花壇にいきなり咲いたのです。

きっと少しずつ成長して見事に花開いたのでしょうけれど、去年のワタシは何も見ていなかったようです。
そもそも植えたはずないのに、どうして一本だけ突然生えてきたか不思議です。
不思議なだけ。それ以上に意味を考えないことにしています。



今年は、10日以上も前から離れた花壇で同じユリが咲いています(これは植えたはずの花壇です)
玄関前で去年ワタシを脅かしたユリは今年はまだ蕾のままです。
060817_1.jpg





時が経ったと感じるのは、あの子のいた痕跡が少しずつ家から減ってきていることかも。
好んで休んでいた玄関マットも、あの子のために買い集めた缶詰やフードも、今はもうありません。



ワタシにとって長い一年でした。ハルと暮らした時間より長い時間です。
あの子が居ないことを口にできず、去年は人との連絡を絶って暮らしてました。
母親にバレたのが、ひと月を過ぎた頃の10月でした。
ほとんどは年賀状であの子の不幸を知らせることになりました。
しょっちゅう顔を合わすお隣の奥さんにさえ年賀状で・・・(汗



我が家にはまだハルの写真が置いてありません。
写真立ても、用紙も、インクまで準備万端なんですが印刷してません。
何度かチャレンジしてるんですけど、うまくできないんです。

ワタシの中にはたくさんの気持ちがあって、

くすぶり続ける炭のような感じで、風が吹けば炎が上がってしまうのです。
きっとこれは時間ではどうにもできず、私が死ぬまで抱いて行くモノなんだと思います。

時折話すあの子についての会話で、
ダンナさんは驚くほどあの子の仕草やクセや匂いを知りませんでした。
病気になってからは、


それなのにダンナさんは写真さえ見ることができないなんてひどいですよね。
がんばって印刷しなくちゃって思います。



ここ数日は色々なことが去年と重なって、思い出せるのは苦しくて辛そうなハルばかり。
ワタシの記憶の中のあの子の苦しみはもうすぐ終わります。
もう間もなくワタシのハルの息が止まった時刻です。
病気に負けちゃったけど、やっと苦痛から解放された時間です。
空に旅立ったあの子は今も虹の元で、覚めない夢のように楽しく暮らしてるって信じたいです。
ここからの日々は取り残されたワタシの時間。去年も今年も~。



このテーマに投稿すること自体がワタシには高いハードルでした。
ほつほつと時間は流れ1年も経ってしまいました。
あの子は戻ってこなかったし、私も追って行かなかった。
居ない原因が「死」だと認めるようでイヤだったけど・・
骨があの子だと認めないわけにもいかないし・・・
えっと、とにかくこのテーマにしよう決めて記事を書いたのでした。



060817_2.jpg
綺麗に花開いている、離れた花壇のユリさんです。
とんでもなく蒸暑かった今日の夕方の写真なのです。
実はこの花壇手入れ不足で雑草だらけ。ゴメンネ来年は綺麗にするから許してね。


ワタシの大事な ハル(チビスケ) のプロフィールは→ コチラ から

別ブログはコチラからどぞ★ 「 ワタシ的快適ネット生活
by ゆきもなか







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Last updated  2006年08月18日 01時49分40秒
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