透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2006年10月15日
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五代友厚 のもとを訪ねた人物がいます。
家老 小松帯刀 の密使としてやって来たのは 市来正右衛門 です。
市来正右衛門 のちの 市来四郎 です。

二人の会見の場所は長崎 グラバー邸 です。
トーマス・グラバー の信頼を得ていた 五代
この時。藩主と国父を動かすための長文の意見書を書いていました。
後に重要な意味をもつことになる歴史的建言書でした。


小松帯刀 の像は
鹿児島県文化センターに出入りする人々を見下ろす位置に立っています。

まじまじ見ると見るとかなりいい男です。
ただちょっと斜めにポーズをとっているために
顔を正面から見るためにはかなり右下に回り込まなければなりません。


歴史は複雑に絡み合っています。
五代 はこのとき 小松
五代 小松 の思惑とは別のことを考えていたのです。
今度は公式に国元の許可を得て留学生を派遣すべきだと考えていたのです。


幻の宰相 小松帯刀 が呼ばれるのは

幕末から維新の動乱の中で。
影に日に表の顔として動いていながら
彼が脚光をあびることがほとんど無かったからなのです。

小松帯刀 坂本龍馬 の宿を世話した・・それだけの人物ではありません。

もう少し写真を撮ってあげればいいのにと思います。
もう少し見上げてあげればいいのにと思います。

西郷隆盛 の像の前で記念写真を撮っていく人々が
すぐそこにある 小松 の像の前でポーズをとるのを私は見たことがありません。
写真を撮る人の姿を見たことはありません。

小松帯刀 なかなかの男前です。
なかなか面白い男です。





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最終更新日  2007年03月06日 02時17分27秒
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