透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2007年02月20日
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つむじ風のように鋭くそしてすばやくやってきました。
嘉永2年1849年12月3日 の夕刻のことです。

高橋くずれ の始まりでした。


大久保一蔵(利通) の父親・ 次右衛門 は
このお由羅騒動=高橋くずれで
喜界島流刑の処分をうけました。


一蔵 の親友 西郷吉之助
次右衛門 の失意を慰めるために
せっせと本の差し入れをしていました。


大久保一蔵 19歳
西郷吉之助 22歳の冬のできごとです。

金もなく仕事もなく
もやもやと大きな夢は形をなさず

敬愛する 島津斉彬 は江戸にいて
いまだ藩主になれるはずもありません。


かれらのモヤモヤは行き場のないモヤモヤです。
何の力もなく悲しいかな能力もなく


お腹だけはいつも空いていました。
お金なんて家にもありませんでした。
家族や兄弟はたくさんたくさんありました。


貧しさと悔しさと
根拠のないプライドと

彼らを時代の表に運んで行きます。

それにはまだ長い時間がかかります。


大久保利通 の像は
少年時代を過ごした
彼らの遊び場・彼らのなわばりをみつめています。





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最終更新日  2007年02月21日 00時08分54秒
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