透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2007年10月15日
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思いもかけないところから
それも突然に歌が贈られてきました。
色好みのうわさの高い藤原隆信からの文と歌です。


思ひわく かたもなぎさに よる波の
いとかく袖を ぬらすべしやは



干潟をなくして渚に打ち寄せる波が袖をぬらしてしまうように
私も分別をなくしてしまいました。
あまりに強いあなたへのこの思いをどうしたらいいのでしょう。
あなたへの思いで袖をぬらしてしまうべきなのでしょうか。



何をおっしゃる・・・ある日突然!!!!
すぐに返しの歌を送ります。



思ひわかで なにとなぎさの 波ならば
ぬるらむ袖の ゆゑもあらじを



波なんてどこの渚なのか区別なく寄せてきているのです。
まるでそんな波のように
誰かれの区別なく誰にでも思いをよせるあなたですもの
その濡れた袖は私への思いなんかじゃありませんよね。




建礼門院右京大夫 のもう一人の恋の相手の登場です。
14.5歳は年上の正真正銘のプレイボーイです。しかも知識人で芸術家。
二人の関係はこんな歌のやりとりからはじまりました。

右京大夫 には愛する人がいます。

彼女の知性が歌を返さずにはおかなかっただけなのでした。


この男とんでもない男なのです。









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最終更新日  2007年10月16日 03時08分18秒
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