透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2007年10月17日
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もしほくむ あまの袖にぞ 沖つ波
心をよせて くだくとはみし



海藻から塩をとるために汲み取っている海女さんたちの袖に
沖の方からよせて来てくだける波のように
あなたの思いは例のsの尼さんにむけられていること
私はちゃんと知っているんですよ。
そんな思い煩いなんて・・私にではありませんよね。
わかってるんですから・・・・



隆信 が最初に詠んだ「浦」とか「藻」そして「靡く」という言葉と
そこに織り込まれた古歌のニュアンスをひっぱりながら
二人の歌の応酬がはじまりました。
この頃・・ 隆信 がひとりの尼さんにいれあげていることは噂になっていました。
建礼門院右京大夫 はそのこともちゃんと知っていました。
そしてかなり年上のこの男性が遊び人であることも知れ渡っていた事実です。

そんな男性が
「君のことが気になって」

用心しなければなりません。


彼女はしっかり書き留めています。

・・・


とりとめもない歌の応酬をしているうちにあの隆信様が
まことしやかに言い寄ってこられますけれども
世間にありがちな恋愛関係には決してならないでおかなかくては
強く心に念じて
これは歌を詠むだけで決して心を許さないようにしなくては
・・・と。



それでも彼は歌を返します。



君にのみ わきて心の よる波は
あまの磯屋に 立ちもとまらず



何をおっしゃるうさぎさん。
私の心の中にはもう君だけしかいないんです。
世の中の人たちがどんな噂をしているのかは大体分かりますけれども
私の心はあなたにだけ向けられているんですよ。
あの尼さんの家は通り過ぎるだけ
立ち止まることもありませんよ。




うそばっかり
ホントニ彼はよく言います。
藤原隆信 ・・・・彼は本当の遊び人です。
そして絵もとってもうまいのです。


赤ずきんちゃん気をつけて ・・・・こんなタイトルの古い本がありました。









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最終更新日  2007年10月18日 01時23分25秒
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