Carolina Life Part II

Carolina Life Part II

アメリカでアパートを借りる際の注意事項


管理スタッフより通達された金額について夫婦で?という感じだったので
他の人に聞いたりネットで検索したりしてちょっと調べてみた。



これは地域によって法律が異なるので全てにあてはまりません。
テキサス州ヒューストン近郊のアパート住まいの方、
もしくは引越そうと思っている方には参考になるかもしれませんが。



■ Lease Term
まずアパートを借りる際に聞かれるのがリースの期間です。
通常3,6,9,12ヶ月のように細かく分かれているか
6,12ヶ月のようになっているかです。
アパートは長く借りて欲しいので大体"スペシャル"なる
その月の特別金額を提示してきます。
「12ヶ月借りてくれるなら通常800ドルだけど200ドルディスカウントするわ」
みたいな感じです。



長期借りるメドがあれば問題ありません。
でも新しい土地で土地勘もないし今後どうなるか不安だなぁという場合は
リース期間を短めにするのも自分を守る手立てかもしれません。
契約を破ることをこちらでは英語で"Broken Leases"と言いますが
これを行う時はまるで離婚調停のように双方が嫌な思いをする事になる場合が多いのです。
6ヵ月借りる事にして数ヵ月後に12ヶ月にしとけば良かったな、という場合は
早めにスタッフへ通知しましょう。
そうすれば同じ家賃のまま12ヶ月間借りる事も可能かもしれません。




■ Deposit
借りる際に支払うDeposit(前金)ですが主に下記のものがあります。
1.Apartment security deposit
2.Application deposits
3.Pet or Animal deposits
4.Satellite deposit
これもアパートによって若干異なってきます。



1.Apartment security deposit
  家賃に応じて金額が異なります。
  2BRの場合で大体200ドルといったところでしょうか。

2.Application deposits
  これは戻ってきません.
借りる際に借り手のcredit(クレジット)を調査しますが、その折にかかる手数料です。

★ クレジット調査とはその人のクレジットスコアを調べたり、
  犯罪歴があるかどうか、雇用先の会社の信用度などの
  バックグラウンドチェックを行います。
  過去に家賃滞納していた事があるとか、クレジットカードの負債額が
  物凄い額でちゃんと支払いをしていないとスコアが悪かったりするので
  カードの支払いなど期限を守ってきちんと支払いましょう。

3.Pet or Animal deposits  
4.Satellite deposit 

  アパートによって金額が異なります。
  Satellite(衛星放送、DishとかDirecTV)は払うように言われる場合と
  そうでない場合があるようです。
  アパートに取り付ける場合、大体バルコニーに取り付けるか三脚置いて
  設置となりますが、壁に穴を開けられないのフラットなケーブルを
  這わせるなどいろいろ規制があり、実際うちは取り付けを断念しました。



■ Signing Contract
日本人だけでなくアメリカ人も契約書をちゃんと読まずに後でエライ目に合う場合が少なくありません。
難しい英語が羅列してあって大変ですが、せめてLeaseを破るとどれだけ支払いが発生するのか、
家賃を遅れて払ったらどうなるか、などを読みそこねると
後で大変な事になります。
頑張って読んで納得した上でサインしましょう。




■ Move-In
契約が交わされて引越してきたらまず部屋をよーくチェックしましょう。
引越してきたら大体アパート側からアパートに備え付けの品のリストを手渡されます。
これを見ながらちゃんとしたコンディションであるかどうかチェックし、
カーペットのしみ、壁のひび、バスルーム下の水漏れの痕などをきちんと
書いてリストアップしてアパートのスタッフへ知らせましょう。
(うちはデジカメで写真を撮って渡しました)
でないと引越そうと思った時に、「これは君達がやったんだろう」と自分達のせいにされて
ダメージを修繕する費用を請求されかねません。
不服があったら早く申し立てて直してもらうこと!
アメリカ人は待っててもやってくれません、自分で動かないと何も始まらないです。
1度言った位じゃメンテナンスの人も来ないかもしれません。(毎回2-3度言います)
そういう時は修繕をお願いした日付、頼んだ相手の名前など控えておくことを
オススメします。




■ Breaking Lease
さて我が家のように契約期間未満で出ようとした場合に発生するのが
以下のようなものです。

Reletting fee - 主に家賃1か月分の85パーセントを支払う
          次のテナントが入居するまで払い続ける事を言われる場合もある
          (我が家がそうだった)


Accelerated rent - リース期間の残りの家賃を支払うこと


Damages - 壁やカーペットに大きな染みがあるとか備え付けのものを壊した場合、その分支払いを求められます


多くの地域に言えることですが、リース期間を破ってアパートを出た場合
アパートの管理スタッフはCredit Reporting Agency(1社もしくは複数)に通知します。
そのお陰で次のアパートに入ろうと思っても"この人はリースを破った前歴がある"とみなされ断られる場合が多いそうです。
また夜逃げ同然で逃げたような人は将来車や家を購入しようと思っても
クレジットに傷が付いている為に買えない、なんて事が発生しかねません。



後は、リース期間満了で出ようと思っている場合。
この時も"必ず書面"で最低1ヶ月前にアパート側へ渡しましょう。
でないと後で少しは戻ってくるはずのDepositが戻ってこない、なんてことに
なりかねません。
アメリカの場合、書面を作ってサインをしたものはとても有効です。
こちらからきちんとアクションを起こした証拠にもなります。
なのでこういうことはきちんとしましょう。




以上、簡単で大まかですがアパート借りる際の注意です。




我々もアパートについては今までに高い授業料を払ってきました。
これを読んで少し参考になる人がいれば幸いです。



★今回この日記の参考に下記Web Siteを参考にしました。
 興味のある方はどうぞご覧下さい↓
http://www.rentersresource.com/



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: