Carolina Life Part II

Carolina Life Part II

アメリカ不動産事情 Vol.1


そもそもドライブ中に新しく分譲しているエリアのモデルハウスを見学したところ
その気になった夫が言い出したのだ。



そもそも貯金も無いのにそうやって買うんだ?と言い寄る妻に対して
「0(ゼロ)ダウンで買える」
「VAで借りれば問題ない」とかいろいろ言う夫。



こっちが根拠もなく夫に詰め寄るのも説得力が無いので
ローンに対しても家購入に関してもいろいろ調べてみた。



そしたら夫が買おうと言って大乗り気のビルダー(建築会社)は
何と苦情サイトが立ち上げてあってボロクソに書かれていた。
http://www.kbhomesucks.com/
(2006年1月現在サイトは工事中でした)



テキサスの住宅に関する苦情のうち3件に1件はこの会社らしい。



翌日ダンナの知人や同僚に聞いたら
「あーあそこの家は最悪だよー」
「基礎が崩れてくるって評判だよ」
「不動産屋10人中8人がやめとけって言ってるよ」
「あそこの家買っても評判悪いから売れないよ」
と散々だった。



ネットで私があのサイトに行き当たらなかったら
購入する羽目になったのだろうか?



考えただけで恐ろしい・・・



ダンナは「あのケンカで俺が怒鳴ったりしたの何だったんだろーな?」と言っていた。



日本とアメリカでは不動産に対する考え方が全く違う。
なので先だっての夫婦ゲンカでお互い学んだことは多かった。



日米の住宅事情を比較するとおもしろい事に気付きます。
アメリカ人は住宅購入を投資の1つと考えている場合が多いのですが
日本人は「新品であること」(=無キズかつ未使用であること)に
価値を見出す人が多いように思います。



アメリカには日本のような新品崇拝はなく、アメリカ人は自分が利用(使用)できるもの
に対して正当な代価を支払います。
アメリカ人は一生に平均14回引越をするという統計があるそうですが、
住宅の販売サイクルも5-6年周期なのだそうで中古住宅の販売マーケットが確立されています。



日本人の私からすると中古住宅が値上がりするというのが信じられませんでしたが
実際にアメリカ人は仕事から帰ると家のメンテナンスに時間を費やします。
庭をキレイにするのも今の住宅の付加価値を上げるためなんですね。
米国では質の良い住宅用建築物の耐用年数は60-80年として計算するとか。
日本は高温多湿なので耐用年数を縮めているというのもあるかもしれません。



住宅の支払いをすればそれだけ自分の資産が増えていく。
返済額によっては更にそこからローンを組んで買物や家の修繕に当てることも
出来ます。日本で家を買うというのはそこに一生住むっていうのが前提で
安住の地を求めるパターンが多い気がします。



アメリカでも州によってまたは都市によって事情も変わりますが
ここテキサスは日本がまるごと2つ入るだけの広さなので住宅も非常に安いのです。



ちなみにローン相場は5-7%です。変動金利または据え置きというのも選べます。
でも日本のように頭金を必ず支払わないといけないというのではなくて
0ダウンと言われる頭金ナシの方法を取ることも可能。
頭金払わないでその分ローンを繰り上げて返済したほうがいいというのは
不動産屋さんも言ってました。



高い買物だからこそ、知らなかったでは済まされないことがいっぱいある。
石橋を叩きすぎかもしれないけどそれぐらい慎重になることで目先の物件に
心を奪われてあれこれ思案を巡らせるのが早いダンナとはバランスが取れているのかも。









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