雪月花

昔話







あなたは私の何が好きだった?
どこをそんなに愛してくれていたんだろう?
見当もつかないよ
途方に暮れてしまうよ
あなたを拒みきった私に
そんなことを尋ねる資格も何も
あったものじゃないけれど
許されないその問いにさえ
手を出してしまいそうな今の私だよ

すっかり自信をなくしているんだよ
おかしくなってしまいたいよ
こんな私を知ったなら
あなたは何を思うでしょう 

決して手に入らないその答えに
一縷の望みをつないでしまう私なんだよ
あなたの知っている私ではもうないよ
あなたの好きだった私でもないかもしれないよ
勝手に踏みにじっておいてそれはないよね
みっともないよね 虫が良すぎるよね
情けないよね   冗談じゃないよね 

あなたはきっともっと苦しかったね
私は愛されていたね
その過去に救われているよ

やっと今になって。










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