雪月花

動機の濁り










ものには意味があると気付いてから
私たちの動機はどれだけ濁ったかな

私たちが欲しくなったのはその意味で
そのもの自体を欲しがらなくなった

なのにまるで相も変わらず以前のように
欲しいのはそのものだと澄ました顔で嘘をつく

互いに見て見ぬ振りをして
恥ずかし気も無い正当化

欲しいのは意味だと言えばいいじゃない
ものなんかどうでもいいと吐けばいいじゃない

気付く前にはもう戻れないのだから
気付いたことは悲しくても悪では無いのだから











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