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2019年01月14日
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東京公演 マイ初日でした。

昨年は大阪公演しか観ていませんが、
大阪公演から、演出やキャストの歌い方など、いくらか変わってました。

マチネは、保坂さん・平野さんペア。
保坂さんダンヴァース、大阪より怖くなってると感じました。
平野さんわたし、相変わらず歌が上手くて感情が良く伝わってきますが、
ちょっと声の出し方?歌い方?の印象が違ったように聴こえ、
自分的には大阪で観た時の方が好きだったな、と感じました。
ダンヴァースに追い詰められる場面では、その演技もさらに真に迫っていて、
観ていてもさらに緊張感が増していてすごく良かったです。
平野さんのわたしは、後半の変化は本当に怖いほどで、
マキシムのためならどんなことでも、たとえ犯罪でさえも犯しかねない
と感じられるほどの強さを感じました。


ソワレは、涼風さん・大塚さんペア。
やはり涼風さんダンヴァースは圧巻。存在感がハンパないです。
屋敷で最初にわたしと対峙する場面、ダンヴァースがわたしの方に近づくと
わたしの方が後ろにのけぞるかのように見えるほどの威圧感。
そして、レベッカ愛がものすごい。本当に心の底から、全身全霊で彼女を崇拝し、
愛している。レベッカは彼女のすべて、いや、彼女自身!?
とまでいやほど感じさせられる。
彼女は本当にマンダレーの屋敷の中にレベッカを見ているし、その存在を実感している。
その思いの凄さに圧倒され、恐れおののかされる。
それだからこそ、壊されたキューピットを拾い集め抱きしめる場面や、
彼女の中からレベッカが消えてしまった時の悲しみ、喪失感に、
彼女の悲しい心を思い思わず涙してしまう。

祐一郎さんマキシムもさらにマキシムとしての感情が高まっていました。
告白の場面は、これまでもすごかったけれど、さらにまたその凄さが増しています。
その感情の高まりは、駅でのシーンまで続いていて、ソワレではそのシーンでの歌も
すごい感情が入っていて、胸に迫ってきました。

マキシムという人についての自分的な捉え方として、
レベッカが病気で余命いくばくもないという電話を受けた時に、
レベッカは自殺だったんだと言うマキシム。
確かに、自身を殺させるように仕向けたということは、自殺するのと同じ意味、
マキシムを道連れにした無理心中のようなもの、と考えられるけれど、
故意ではなかったにせよ、図られたことだったせよ、
マキシムが手をかけてしまったことは事実で、
だから、そのシーン、マキシムは、レベッカは自殺だったんだと、
フランクに話すと同時に、自分自身にあれは自殺だ、あれは自殺だったんだと
言い聞かせ、自身を正当化したい、という気持ちがあっただろうと、
そういうことを自分的にはずっと感じていたのだけれど、
この日のマチネでは初めて、なんともマキシムが清々しい思いでいるように感じられた。
自身に言い聞かせるというのではなく、全く持ってレベッカは自殺だったんだと、
本当に、その思いがすっきりし、レベッカの呪縛から放たれたような、
そんなふうなマキシムに見えた。
そう見えた自分自身にちょっと驚き、あぁ、面白いなぁ、とまた改めてこの作品の
奥深さを実感した。

マキシムの告白で、レベッカがどういう女性だったのかが知れる。また、その後の
ダンヴァースの話からもレベッカという人のことがいくらか想像できる。
でも、と同時に気になるのが、
では、マキシムはどういう人だったのだろうか、ということ。
ベアトリスのわたしへの電話で、子供のころからすぐかっとなる、かっとなると自分を
忘れてしまう、という話をしている。
わたしへの気遣いで、大げさに言っている、ということでないなら、
急にかっとなって激昂するなんていうのは、ちょっとコワイ性格と感じる。
由緒ある家を継いだその重みが彼の性格とかそういったものをひどく歪め
精神状況を不安定なものにしてしまっていたのか・・・
とすると、レベッカってどこまでよろしくない女性だったのか、
またその他にも、彼女の行動に影響してくるような人物、出来事があったかもしれないし、
もsかしたら、彼女なりの理由、言い分があったかもしれない。
なんだか、レベッカですごい悪女みたくなっているけど、ホントにそうとだけ思って
いていいのかしら、などとも思えたりもする。
マキシムを道連れにしようとした理由・・・
ただただ彼女の悪意だけからだったかもしれないけれど、
もしかして、他の理由があったかも・・・
とか。

禅さんフランクも、三人のわたしに対して、それぞれに雰囲気が変わるので見ていて
とても興味深い。
彼は、あのボートハウスで、レベッカが何をしていたのか知ってたように見えるし、
だから、事件の真相には、本当は気づいているのではないかと思える。
マキシムが電話を受けた後、自殺だったんですね、という言葉にも、
彼の深い意味を感じてしまう。
フランクという人、レベッカのことを自分が知る限り最も美しい、と言っていたけれど、
彼自身レベッカにどういう思いを持っていたのだろうか・・・
なかなかそのヒントは見つけられなけれど、ちょっと気になったりもする。

なんだか、妙にいろいろ考えてしまう今期の「レベッカ」
観劇の機会も残りわずかとなって来て・・・ま、もともとそんなに回数はなかったのですが、
東京マイ初日にしてすでに、劇場に行く嬉しさ楽しさと同時に、千穐楽へと近づいていく
寂しさを感じているところです。
次の遠征は、再来週。またどんな思いを持って観ることになるのか、
楽しみです。







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最終更新日  2019年01月14日 10時05分08秒
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