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清く正しく美しく @ Re[1]:子育て爺[50]職業を意識させた事件?(01/08) fit463さんへ コメントをいただきまして、…
2005.06.12
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カテゴリ: 出産・子育て
「お母さん」と「お子さん」

お子さんがどんどん大きくなって、部活などで、帰りが遅くなることが多くなってきました。

逆に、お母さんがお子さんを見ている「時間」は少なくなってきました。

お母さんは、ふと、寂しい思いをすることもあります。仕事や趣味を考える(子育て爺[18])のもいいです。

でも、お子さんと顔を合わすときに見るお子さんの表情や、お子さんが話しかけてきたときの態度から、お子さんが順調に自分の生活を謳歌しているのかどうか、わかることがあります。

お子さんが小さいときに連発していた、お母さんの「困ったことはない?」(子育て爺[19])の問いかけをたまにはやってみるのもいいと思います。

「困ったことなんかないよ。どうして?」と聞き返すことが普通でしょう。問題になることなんてめったにないでしょうから。

そのときは「こういう事件があったってテレビでいっていたのよ。あなたも気をつけてね」くらいを言っておきます。

お子さんは「大丈夫だよ」という返事でしょうか。それとも「わかったよ」のほうでしょうか。「うん」もありました。





終戦になって7~8年、私の高校の先生には、戦争の体験者がたくさんいました。特攻隊志願の飛行兵で、くじ引きで負けて生き残った先生もいました。

別の先生との話です。

戦闘で、戦友がどんどん死んでいく。

「兵隊さんは死ぬときに、「天皇陛下、万歳」と言って死んでいく」というけど、そうじゃないんだ。「お母さん」と言って死んでいくんだよ。」

戦時中、生徒みんなは、「自分も戦争に行ったら、「天皇陛下、万歳」と言って死ぬのかな」「言わなければならないのかな」と思っていました。それが、意外な話なので、生徒が「死ぬ人は、みんな、そうだったのですか」と聞きます。

「そう、みんなだ」

別の生徒が「「お父さん」と言う人もいないの」

「いないね。みんな、「お母さん」だ」

生徒、みんな、沈黙です。

「おっ、こんな時間か。トイレに行く時間がなくなっちゃう」先生は、休み時間が少なくなって、そそくさと教室を出て行きます。



そういうものなんですね。親子って。「お母さん」と「お子さん」とのきずなって。

今、両親とよりも、打ち解けた話をする親友がいるお子さん。

「子離れ」のために話した言葉尻だけを覚えていて、親を恨めしく思っているかもしれないお子さん。

「親離れ」で、お母さんに対して、憎たらしい言葉を投げかけるお子さん。

でも、。「お子さん」と「お母さん」との間は、大きな、広くて深い愛で結ばれているのですね。

いざというときに、それが現れてくる。

お母さんの今までの苦労は、十分に生きているということです。

これからも、自信を持って、しっかりとお子さんを見守ってあげてください。

ーつづくー





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最終更新日  2022.11.27 10:02:11
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