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清く正しく美しく @ Re[1]:子育て爺[50]職業を意識させた事件?(01/08) fit463さんへ コメントをいただきまして、…
2006.01.19
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カテゴリ: 出産・子育て
失敗のできる失敗ってあるのかい?



どうしても失敗をしてはいけない事だった筈なのに、失敗をしてしまう事があります。
「絶対に、だめよ!」が、現実に発生してしまう。


私は、50代で、ハンググライダーを始めたのです。

自分では、気がついていなかったのですが、仕事上で、かなり、ストレスを抱えていたようです。

休みになると、長野県の某所に、講習に通いました。まわりの生徒さんは、みんな、20代の若者ばかりでした。

空気の流れの説明があったり、ビデを何回も見せてもらったり。

やがて、テイクオフの練習。白鳥が飛ぶときのように、風上に向かって、羽を広げて、走っていくのです。

簡単なようで、難しい。

ちょうど、強い風の吹いている中を、傘を差しているのと同じです。ちょっと間違えると、おちょこになったり、開いた傘がお辞儀をしてしまうのと同じで、かといって、傘の柄を力任せに持っていればいいというものではなく、傘の角度を微妙に変えることにより、風の向きが変わっても、瞬時に、傘を安定させるという、神業に近い技術が要求されるのです。

全力で走りながら、大きな羽根の角度を微調整します。

羽根が浮きあがって、急ブレーキがかかってしまったり、羽根がさがって、地面につっこんだり。

運動神経のある人は、どんどんうまくなって、上級の講習に移っていきます。

私は、落第です。次の講習では、また、最初からです。

でも、気がついたのは、同じ初歩の講習でありながら、そのたびごとに、新しい知識を得ているということでした。

見せてもらった、テレビに出演している、どんどんうまくなっていった人が、実は、現在、事故で、植物状態であることも知りました。

ほんとに飛びたいのなら、「ハンググライダーは危険なスポーツだということを、家族の方にも言っておくといい」とも、教えてくれました。

講師の人は、ほんとに良心的な方でした(私、いまは、ハンググライダーはやっていません)。

「失敗のできない、失敗をしてはいけない失敗をしないためには、落第で、さらに知識を得るのがいい」 というのが、このときの、私の得た教訓でした。


次は、趣味の話ではありません。

H17.1.17 NHKテレビ(午後9.15~10.00)の、プロフェショナル 仕事の流儀 「ひたすら”治す人”であれ 小児科心臓外科医・佐野俊二」 」を見ました。多くの学生は、早々と、先生のもとを離れて、巣立っていく。8年間、先生の元で、じっと研修に励む若いお医者さんが、やっと、初めて、心臓手術の執刀に挑戦をする・・・。

心臓手術の助手を務めていたのですから、8年間は、もちろん、落第ではないし、丁稚奉公でもない。

教授の傍らで、何から何まで知り抜いて、でも、さらに、学んで、8年間。

「失敗のできない失敗」をしないための、秘伝とは、何か、この辺のことを、なにやら、教わっているような気がしました。

一生、心の傷を背負って、それに耐えて、二度と同じ失敗を繰り返さないという、熱意というか、開き直って、再挑戦をし続ける方もいらっしゃると思います。

「かわいい子には旅をさせろ」と、なんとか回復できるような失敗を与えて、子供に、バネのように立ち直る力を鍛えさせる親もいるでしょう。

いろんな事を、思い出したり、考えることのできた番組でした。


ご参考 : NHKの当日の当番組紹介から

外科手術の中でも最も難しいものの一つ、子供の心臓手術で世界トップレベルの成功率を誇る心臓外科医、岡山大学教授、佐野俊二(54)。生まれつき重い心臓病を患い、他の病院では断られた子供たちが、最後の望みを託して、全国から、海外から集まってくる。佐野は1%でも可能性があれば、どんな難しい手術も決して断らない。患者の家族にこう語る。「この子は死ぬために生まれてきたんじゃない」。ちょっとしたミスや迷いが死に直結する過酷な現場で、佐野は日々の手術に加え、「若い医師を育てる」という責務を担う。心臓外科医は、「命」である心臓にメスを入れるという極限の仕事。どうやって、「心と技」を備えた一人前の外科医を育てるか──。野戦病院にもたとえられる壮絶な現場で、怒声を飛ばし、若い医師と向き合う天才外科医の仕事を描く。



「人生の初志」は、「最後に「楽しかったよ。ありがとう」と言えるような生活をする」ことにしました。


[ 採点を! この主旨がまあまあでしたら、キックを! ]

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ーつづくー





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最終更新日  2006.01.19 17:55:11
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