別れの予感。。

『別れの予感。。』

二人で温め合った冬が終わりかけ
辺りが春めいてきた頃。。

何となく。。「白い恋人君」が雪解けとともに
消えてしまうような予感がした。。

そんなある日。。
急に彼からのメールが途切れがちになった。。

今週は忙しいからこういう状態が続きそうだと言う。。

でも。。なぜ?

今までどんなに忙しくしててもこういう事はなかったのに。。

大いに戸惑った。。

待ってていいのだろうか。。

かつて。。彼はほんの少し間が空いた時

「松山千春の“恋”みたいに 
 待ちくたびれてどっかへ行ってしまわんとってな…。」

と可愛い言葉を口にしてた。。

今でもそう思ってくれてるのだろうか。。

もし今でも変わらないのなら…
私はいつまででも待ってられる。。

「いつか京都に行こうね…」

こんな言葉一つ一つを思い出してしがみついてしまう。。

でも。。

確実に別れの足音が近づきつつあることを
感じずにはいられなかった。。

ハート槍透過

数日後。。
やっと彼が重い口を開いた。。

家庭の問題で鬱状態になってるらしい。。
年に数回そういう波が来るとのこと。。
詳しく事情も書いてある。。

そういえば。。
年末のメールで
「今年も苦しい1年だったけど・・・」
と書いてあったけど
こんなに楽しい彼にどんな苦しい現実があるのかと
想像もできずにいたけれど。。

ようやく今になってその訳がわかったよ

「夢ちゃんへの気持は変ってないんやけど…
こんな状態で、元気が出るまで待ってって言うのは
勝手な話やんね、
とにかく今は自分でどうしたらテンションを
上げれるのかわからんのよ…
とりあえず終わりにしたほうが夢ちゃんもしんどくないよね、
やっぱり…」

(終わりにする方がよっぽどしんどいやん!)

「気持が変ってないのなら。。
元気になるまで待ってるから頑張って。。」

こんな時だからこそ。。甘えてくれればいいのに。。

しずく1

まだその時には。。

だんだん離れつつある彼との距離を感じながらも。。

まもなく本当の別れがやって来ようとしてることに

気が付いてはいなかった。。

NEXT蝶


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