年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

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ダントツ2007

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あかまっちゃん2004@ Re:経営者150人が集った大運動会、感動の優勝!(09/16) 素晴らしい!! 優勝、おめでとうございま…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
ダントツ2007 @ Re[1]:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) 小野英紀さんへ コメントありがとうござい…
小野英紀@ Re:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) ご無沙汰しております。 長い間執筆お疲れ…
OB 和ちゃん@ Re:社員からのあたたかい言葉(06/16) お久しぶりです。 社員とのコミュニケーシ…

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2025年04月26日
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カテゴリ: 経営
ビジネスの世界で「差別化」は、生き残りと成長のために欠かせないキーワードです。

しかし、ただ「他社と違うことをする」という表面的な工夫だけでは、競争が激しい市場で長く勝ち続けることはできません。

本当に必要なのは、自社の「強み」を深く掘り下げ、それを誰よりも尖らせることであり、このプロセスこそが、真の差別化につながります。

強みを掘り下げたメーカーの成功事例で思い浮かぶのは、掃除機メーカーとして世界的に知られるダイソンです。

ダイソンの強みは「吸引力が変わらない」という一点にありますご、これは単なるキャッチコピーではありません。

モーターの開発から、ゴミと空気を分離するサイクロン技術まで、あらゆる工程において“吸引力”にこだわり抜いています。

他社が多機能や価格競争に走る中、ダイソンは吸引力という一点突破で差別化を図り、結果としてプレミアムブランドとして確立しました。

この「一つの強みを極める」姿勢は、まさに強みの掘り下げの好例です。

世界トップクラスの自動車メーカーであるトヨタの強みは「生産性の高さ」と「品質管理の厳しさ」にあります。



トヨタはこの強みをさらに深掘りし、ハイブリッド車(プリウス)などの環境技術にも応用し、単なる“製造業”の枠を超えた、世界のトップブランドとしての地位を築いています。

「強みの掘り下げ」における重要な視点は、まずは自社の過去の成功体験であり、蓄積された技術、独自のノウハウを見直すことです。

自社にとって「当たり前」になってしまっていることでも、他社から見れば大きな強みであることがあります。

そこに光を当てることで、新たな差別化のヒントが見つかります。

また、お客様から“なぜ選ばれているか”を掘り下げることも重要です。

「なぜ競合ではなく、あなたの会社を選んだのか?」を徹底的にヒアリングすることで、言語化されていない価値を見つけ出すことが出来ます。

ダイソンも「吸引力」にこだわったのは、ユーザーが最も不満を感じていたポイントに着目したからです。

表面的な機能や価格ではなく、競合が簡単には真似できない「本質的な強み」を見極めることが大切です。

それは技術力、ブランド力、文化、ネットワークなど、さまざまな形で存在します。

これをさらに磨き上げることで、差別化はより盤石になります。

差別化というと「派手なアイデア」や「目新しい商品」をイメージしがちですが、実はそうではありません。



まさに“深さが差を生む”のです。

自社にとって、まだ気づいていない強みが必ずあるはずです。

その一つひとつを掘り下げ、尖らせていくことで、競争優位は自然と生まれていきます。

時代が変わっても揺るがない、自社ならではの価値を深く深く掘り下げることで見つけ出しましょう。





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Last updated  2025年04月26日 23時22分53秒
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