年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

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ダントツ2007

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あかまっちゃん2004@ Re:経営者150人が集った大運動会、感動の優勝!(09/16) 素晴らしい!! 優勝、おめでとうございま…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
ダントツ2007 @ Re[1]:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) 小野英紀さんへ コメントありがとうござい…
小野英紀@ Re:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) ご無沙汰しております。 長い間執筆お疲れ…
OB 和ちゃん@ Re:社員からのあたたかい言葉(06/16) お久しぶりです。 社員とのコミュニケーシ…

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2025年05月15日
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カテゴリ: 経営
最近、ビジネスのあらゆる場面で「生成AIを活用しよう」という声を耳にします。

資料作成から企画アイデア、デザイン、果ては経営戦略の立案まで、まるで魔法のように「答え」を提示してくれる便利なツールとして、生成AIの可能性に期待が集まっています。

しかし、私はこう思うのです。

「AIは魔法の杖ではない。使う人の“自力”がなければ、その真価は引き出せない」と。

生成AIを使って理想的な答えを得るには、何よりも大切なことがあります。

それは、「どんな答えを得たいのか、自分の中でイメージができていること」です。

このイメージがなければ、どんなに高性能なAIに問いかけても、返ってくるのは曖昧でぼんやりとした答えだけ。

ビジネスであれば、「お客様が本当に求めていることは何か?」、企画であれば、「誰に、どんな価値を届けたいのか?」、こうした目的意識が明確であればあるほど、AIへの問い、つまりプロンプトは具体的になり、それに比例して得られる回答の精度も高まります。

逆に、「何か良いアイデアないかな?」程度のぼんやりした問いでは、どれだけAIが優秀でも、あなたが欲しい“答え”は見つからないでしょう。



これは、古くから言われる真理で、「問う力」こそが、思考力そのものなのです。

AIは膨大な知識とデータを持っていますが、それをどう引き出すかは、使う人間の「問う力」にかかっているのです。

つまり、生成AIを使いこなすには、「どのように質問すれば、より精度の高い、具体的な答えが返ってくるか」ということを、自分自身が考え抜かなければならないのです。

生成AIの優れたところは、こちらの問いに対して、無限の角度からヒントを返してくれることにあります。

しかしそのヒントをどう取捨選択し、最終的な答えとしてまとめ上げるのは、あくまで人間の役目です。

「AIに考えてもらう」のではなく、「AIを使って、より深く考える」ことが、真の活用法なのです。

ビジネスでも同じで、戦略を立てる際も、単にAIに「この市場で成功するには?」と尋ねるのではなく、「この商品を、Z世代女性向けにSNSで拡散する方法を5つ提案して」といった具体的な問いかけが必要です。

このように、答えのイメージを持ち、適切な問いを立てることで、AIは最高の“共創パートナー”になってくれるのです。

つまり、「自力がある人ほど、AIをうまく使いこなせる」ということです。

表面的な知識ではなく、思考力・課題設定力・目的意識がある人ほど、AIから得られる答えの質は飛躍的に高まります。

つまり、AI時代に本当に求められるのは、考える力、問いを立てる力、そして最終的な意思決定を下す力。



生成AIはこれからも急速に進化していきます。

しかし、それをどう使い、どんな未来を創り出すのかは、私たち人間の自力次第です。

「自分は何を実現したいのか?」、「そのために、AIに何を問うべきか?」

この問いを持ち続ける限り、AIは私たちの最高の“挑戦の相棒”になってくれるはずです。

だからこそ、これからの時代は、「AIをどう使うか?」ではなく、「自分はどこまで深く考え抜けるか?」が問われる時代なのです。





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Last updated  2025年05月15日 22時54分27秒
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