年中夢求!!『ダントツ夢創り』の道

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ダントツ2007

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あかまっちゃん2004@ Re:経営者150人が集った大運動会、感動の優勝!(09/16) 素晴らしい!! 優勝、おめでとうございま…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
ダントツ2007 @ Re[1]:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) 小野英紀さんへ コメントありがとうござい…
小野英紀@ Re:足掛け20年7000日達成と大きな決断(03/02) ご無沙汰しております。 長い間執筆お疲れ…
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2025年06月18日
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カテゴリ: 経営
今日、東京出張中に六本木や渋谷の街を歩いていると、黒塗りのレクサスやアルファードがひっきりなしに行き交っている光景を目にしました。

中には緑ナンバーの正規の営業車もありますが、実際は白ナンバーの“白タク”と思われる車両も少なくありません。

乗っているのは、ほとんどが外国人旅行者で、しかも、その多くが中国語を話す、富裕層の観光客です。

かつて「爆買い」と言われていた頃の、比較的庶民的な買い物とは様子が一変し、今はブランドショップや高級飲食店、そしてドン・キホーテのVIPルームに直行するような、“本物の富裕層”が目立っています。

私が注目したいのは、インバウンドの「質」が明らかに変化しているという点です。

数年前までの日本のインバウンド対策は、“多くの人をどうさばくか”という量的対応が中心でした。

とにかく観光地を巡り、電化製品や医薬品を大量に買うスタイルが一般的でした。

しかし今は違います。

彼らが求めているのは「量」ではなく「質」、「非日常体験」や「ストーリーある商品」、そして「自分だけの特別な時間」です。



こうした行動パターンから、明らかに消費行動のステージが一段階上がっていることがわかります。

この変化は、インバウンドを受け入れる側である私たちにとって、大きな気づきを与えてくれます。

それは「過去の成功体験にしがみついていては、チャンスを逃す」ということで、目の前に来ているのは、単なる観光客ではなく“投資対象”としての日本を見に来ている人たちで、ある意味、今のインバウンド需要は「観光」という名の“商談”にすら近いのです。

では私たちは、どのように対応すべきか?

答えはシンプルです。「変化を前提に、常にアップデートを続けること」。

“語学対応を強化する”という技術的対応ももちろん大切ですが、それ以上に重要なのは、「相手の求める価値を見極める視点」を磨くこと。

・誰が来ているのか?
・何を求めているのか?
・どんな体験に価値を感じているのか?

こうした問いを日々自分たちに投げかけながら、商品やサービスを磨き直していく柔軟性こそが、これからの時代の競争力になると感じています。

“六本木を走る白タク”は、単なる交通手段ではありません。



だからこそ私たちも、変化を恐れず、進化し続ける姿勢を大切にしていきたい。

インバウンド需要の変化は、“対応する者にこそ、次のチャンスがやってくる”

そんな時代に、いま私たちは生きているのだと思います。





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Last updated  2025年06月18日 19時14分06秒
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