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今月も、無事に鳥取のお墓参りに行くことができました。
大阪から鳥取へ、往復車で約7時間。現地に着いてからは、お墓の掃除に1時間以上をかけて、最後はほんの1分ほどの静かな祈りを捧げます。
この時間のバランスだけを見れば、効率という言葉とは程遠いかもしれません。
けれど、私はこの「非効率の極み」とも言えるお墓参りの時間に、他では得られない“心のエネルギー”をもらっています。
お墓の前に立ち、目を閉じて手を合わせるその一瞬に、自分の人生の根っこに触れるような感覚があります。
今、生きているのは当たり前ではなく、
ご先祖さまのおかげで、命がつながっていること。
そして、たくさんの人に支えられて、今ここに立てていること。
このたった1分の時間のために、7時間かけて行くことには、十分すぎるほどの意味があります。
むしろ、その長い移動時間や掃除の時間こそが、自分自身を見つめ直すための“浄化”のプロセスなのだと思うのです。
実際、体は正直に疲れます。
特に真夏や雨の日、時には草が生い茂り、掃除が思うように進まない日もあります。
それでも、帰りの車の中では不思議と「疲れたなあ」という気持ちよりも、「よし、また明日からがんばろう」と前を向ける自分がいます。
心は、いつも清らかに軽くなっているのです。
ちなみに今月は、ひとつ特別な“ミッション”も加わりました。
なんと、お墓の近くに小さな蜂の巣ができていたのです。
「これはちょっと危ないな」と思いながら、慎重に退治し、無事に乗り越えることができました。
普段は穏やかな空間だけに、こうした出来事にも身が引き締まります。
まるで、「気を抜くなよ」と、ご先祖さまからのメッセージをいただいたかのようでした。
こうしたお墓参りの時間は、単なる“行事”ではありません。
忙しい日々の中で、立ち止まり、自分の原点に帰るための“心のリトリート”です。
便利な時代になり、オンライン供養や代行サービスも増えていますが、やはり自分の足で現地に行き、手で掃除をし、手を合わせるという行為には、何ものにも代えがたい価値があります。
私は、これからもこの習慣を大切にしていきたいと思います。
たった1分の祈りのために、7時間かけてでも行く。
それは、効率では測れない、魂との対話の時間なのです。
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