源氏物語のまんが
有瑠璃今一押し！ 
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壱・ Genji（1） 人間源氏といった感のある新しい源氏物語かなと思います。紫の上の視点から源氏を語る展開ですが、あさきゆめみしの紫の上よりも、「すずめの子を犬君（いぬき）が逃がしたの・・・」という場面の紫の上を幼さの部分を強調し、それをモチーフに紫の上を描き、通常の紫の上のイメージを打ち破る少女期になっているなと思います。これから物分りのよい紫の上となるのか？どうかというのを少しずつ解明？していくような展開かな・・と思われます。今後に期待できる現在進行形のおすすめの１冊。
弐・ Genji（2） 紫の上は、源氏がいつまでたっても子ども扱いするのに腹を立てます。ほめ言葉が かわいい なのが気に入らないのです。源氏は相変わらず一番は藤壺なのですが、他にも気持ちが治まらない女人が・・・六条の御息所と葵の上。葵の上はきらさんの源氏では夕霧を生みませんし、六条の御息所もおぞましい生霊にはなりません。
参・ Genji（3） の解説は近々発表予定です。
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