沖縄 '07/4

~ 貝を採る in 沖縄 ~

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四月、再び慶良間へ行くチャンスがあるという事で、前回 (一月) 寒過ぎて足をつけるのも厳しかったため、今回こそはきっと貝を採って帰るのだと、既に暖かいはずだという希望的観測のもと、決心したのでした。

今回採集したのは沖縄本島より少し西へ行った、慶良間諸島の座間味島・阿真ビーチ、
及び本島中西部の宜野湾ビーチです。



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座間味港の周囲は、お店がちょこちょこ並んでいて、ソフトクリームがウマイ。


港から西へ、車で10分ほど走ったところに、阿真ビーチはあります。
白い砂浜の眩しい、とても綺麗な海岸です。



汐が引いてくると、海底のサンゴ礁がよく観える。



やがて、ひざ下の高さくらいの遠浅が、ずっと続きます。
いざ貝、拾わん。

リュウキュウタケノコ発見 (写真右)。 こんな尖った貝を踏んだらきっと痛いだろう。気を付けよう。

地元の方曰く、ハブ貝がいるから注意! との事だが。
アンボイナの事かな。イモ貝の一種で、猛毒を持っているので、刺されると大変です。



曰く言いがたい異様な雰囲気に気付く。
さっきまで気付かなかったが、よく目を凝らすとそこら中に、変な物体が沈んでいるのである。

背中に黒いスジが二本。身体は灰色で、海と砂の色に混ざってよく観え辛い。
ナマコとも違う。

ウミウシでした。

大きさは大体、20cm程度。貝類で軟体動物ですが、危険を察知するとガチガチに固まって身を守ります。
また、むらさき色の体液を出して、敵をびっくりさせます。

クロミナシやサラサミナシ、ミカドミナシなど主にイモガイを多数、見つけました。



帰り道、民家にスイジガイが飾られているのを発見しました。
"水" の字に観えるこの貝は、この地方では、火災除けのお守りとして玄関に飾られるそうです。

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さて場所は代わりまして、宜野湾ビーチです。
那覇の国際通り辺りからだと、タクシーで二千円で行けます。
海の真ん中辺りが白くぼやけて居ますが、干潮時刻になりますと、これが

こう →  宜野湾ビーチ2.jpg  なるわけです。


勇み足でリーフへ。
タカラガイの群を発見して大興奮。周りにいた子供さん達をも押しのけて、いざ貝、拾わん。

ハナマルユキにハナビラダカラ 

それから、コモンやフシダカキイロ発見。
名前が分からないタカラガイも一つ。

カモメガイや、やはり名前の分からない、いくつかの貝も。



表面に螺旋状に毛の生えた、おそらくイモガイの仲間。

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今回一番気に入ったのは、ムラサキイガレイシ。



口の所の紫色が、紫水晶みたいにとても鮮やかです。写真じゃイマイチだ。
いずれ休暇を利用して、色々と集めてみようと思って居ます。

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